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2005年10月16日 (日)

快速みえ

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7:50の快速みえ鳥羽行(土休日運転)に乗車したが、この快速、こうも愉快な列車とは思わなかった。
関西本線はしばらくライバル近鉄の線路と併走するのだが、近鉄の誇る特急アーバンライナー鳥羽行とデッドヒートを演じるのである。
名古屋駅を出発し、大きなカーブを描いて新幹線の高架をくぐると右手に近鉄の線路が見える。
すると、後ろからやってきたアーバンライナーが、悠然と抜いてゆく。
こっちはディーゼル快速、向こうは電車特急。抜かれちゃうんだな、と思っているとさにあらず。
カーブを曲がり終えた辺りからエンジンが「ドルルルルン」と唸りを上げる。
急行かすが、武豊線にも使われている大出力ディーゼル車両だが、「快速みえ」で近鉄に一矢報いようと設計された車両である。負けるわけにいかないとでも言っているかのようだ。
エンジン音がひときわ大きく響いたかと思うと、こんどはこちらがジリジリと追い上げる。1両、2両と抜いていって、勝った!と思ったらポイント通過で減速する。
そこは単線の悲しさ。Y字のポイントを通過する度に速度を落とさねばならないのである。
近鉄はというと複線である。悠々と追い抜いていってしまい、負けた気にさせられる。
ところが、駅を抜けるとまたしてもエンジンが唸り、じりじりと追い抜いてゆく。
今度こそ勝った!と思うと、またしても駅。この繰り返しなのだ。
かつての京浜急行では、併走する東海道本線の列車を目の敵にして運転していたという噂がある。
乗客も東海道本戦に抜かれるのは癪だったらしく、乗る都度に勝った負けたと一喜一憂していたというのだから面白い。東海道本線は真っ直ぐで、京急はカーブが多くあちこちで速度制限がかかっている。それゆえに持ち前の加速力で追い抜いたときは愉快だったのだろう。
さて、話を戻して「快速みえ」
近鉄の線路が、JRの線路を跨ぎ越す時、私が見たのはアーバンライナーの尾灯であった。
そして、線路は左右に大きく分かれ、見えなくなってしまった。
面白い見ものだったと思っていると、大きな川を渡った。
するとどうだ、先行するアーバンライナーを橋の上で抜き去ったではないか。
再び線路は見えなくなり、ライナーとはそれっきりである。

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コメント

元みえからコメントいきます!(笑)
私が初めてコミケに行って、初めて同人サークルの方と会ったときに、とあるテツ兄さんに「快速みえデビュー」とゆーチラシをいただきました(笑)。
なので、ほのかにノスタルジックな気分になっちゃいました~。でも電車のことはよくわかりましぇん~(^^;)

投稿: 涼規じゅん | 2005年10月16日 (日) 20時51分

なるほど、「快速みえデビュー」ですか(笑)
それって、受け取る方が鉄じゃないと通じないネタな気が…
ともあれ、快速みえ、アグレッシブな走りを見せる列車でした。

投稿: GLUMip | 2005年10月17日 (月) 08時39分

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先日ネタにした[http://blogs.yahoo.co.jp/ttokondo/38430665.html 特急ワイドビュー南紀]と同じ関西本線〜紀勢線の鳥羽⇔名古屋間を走る快速列車です。もろに近鉄伊勢線と営業区間がかぶるため、完全に対近鉄を意識した列車です。快速車両ですがシートもリバーシブルの快適なキハ75型車両ですし、特急と同じく津⇔四日市間は第3セクター伊勢鉄道の路線を走り、時間短縮を図っています。 特急「南紀」と同じ駅にしか止まらないので、かなりのスピードで運行されており、津⇔..... [続きを読む]

受信: 2006年8月10日 (木) 00時50分

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