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2005年12月26日 (月)

続・いなほ脱線

一夜明けて新聞報道を見ると、線路上にあった車両は先頭ではなく最後部だったようだ。
運転士の証言では鉄橋上で異音との事だったから、突風による脱線の可能性が高い。
事故当時の風速は21m程度だったようだが、規制値の25mには達していなかったという事を考えると、重い鋼製車なのに21m程度の風で脱線したのかというのが問題である。
また、新聞報道の風速が気象台発表であり現地の風速でない事にも注意が必要だ。現地では瞬間的にもっと凄い風が吹いていた可能性もあろう。
ともあれ、従来の風規制を見直す必要性が出てきたのではなかろうか。
風速何メーター以上なら、風速が下がって30分や1時間経つまで抑止というスタイルではなく、風の変動を予測した規制に移行する時期が来ていると思う。
そういう風予想のシステムは実用可能な段階まで来ている。何年かフィールド試験を行って導入の可能性を探って欲しいものだ。
今回は朝6時の報道で、死者3人の大事故となった。夜間のいなほではなく、もっと混雑した列車だったら被害者の数は1桁上回っていただろう。

…と、ここまで行きの通勤列車の中で書いていたのだが、帰りの列車で最新の報道を見ると、大体予想通りのことが書いてある。
相変わらずトンチンカンな報道をしている新聞社もあるようだが、どちらにせよ、死者4名(18時時点)という結果は重く受け止めねばならない。なにせ、乗客の1割に達する数字である。
とかく死傷者数で物事を判断しがちであるが、事故の深刻性はそこではない。容易に再発防止が出来ない事故こそ真の脅威であり、今回の事故はその可能性がある。

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