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2007年1月28日 (日)

京浜急行脱線に思う

また悲しむべき事故である。幸い人的被害のない1軸のみの脱輪ではあったが、使用頻度が高い本線上の事故である。
現時点までの報道によると、「列車の出発順序を間違えたので、間違えて出発させた列車を元に戻そうとするときにポイントが転換し、脱線した」ようである。
(例によって各紙とも記者が理解しないで記事を書いているので正確な情報が分からないのだが)

仮に、車両が通過中にポイントが動いて脱線したとするならば大問題である。
車両がポイント上にいるときは、ポイントは絶対に転換できないようになっている。それが機能しなかったというのは鉄道関係者が最も恐れる「フェールアウト」であり、壊れても安全に止めるという鉄道の基本思想に反する悪性の障害だ。

車両検知の確実性をあげるため、先頭車両は重いモーター付にするというポリシーのある安全対策をしている京急。短絡不良は考えにくいのだが…
信号の信頼性の根幹に関わる問題であるだけに原因究明を見守りたい。

1/30追記
どうも報道を見ていると「操作ミス」ということで報道は終わりそうである。
操作ミスをしても脱線しないように鉄道信号システムは作られているのだから、表層的な報道に惑わされずに国土交通省経由の事故報告などの続報を待ちたいところ。

当該事故を扱っている鉄道趣味系のいくつかのサイト・ブログを見たが、残念ながら鉄道信号を知った上で記事にされているサイトは少なかった。人が信号制御しているから危ない、というのは間違いだ。連動装置の存在を知る必要がある。
PTCのような自動進路制御を導入し、てこの手動扱いを廃止すれば防げるというのは安易に過ぎる。運転整理などで発車順序の変更などは起きるのだから、事故の可能性は減っても根本的な解決には至らない。

信号に従った運転だったのか、信号装置に故障はなかったかなどを調べ、信号保安システムの機能と運用に問題があるようなら対策をするというのが、事故根絶への道である。
他にも多角的な検討を行った上で結論を出すべきなのだが、それは趣味人の仕事ではなく鉄道会社の人の仕事である。中途半端な知識で誤った推論を下しても恥ずかしい。故に続報を待ちたい。

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