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2007年6月22日 (金)

第13話 電撃ショックが怖い

第13話 電撃ショックが怖い

黄色いリボンのお話。
日に二三度の電撃を受けるあたる君。
錯乱坊に相談して超能力を封じるリボンをもらい、ラムちゃんに付ける。
空も飛べず電撃も出ない事を悲観して涙に暮れるラムちゃん。
この、泣いているところがたまりません。琴線に触れる表情。

あたるが妙に優しいのもこの話のツボ。
まだこの頃のあたるってラムちゃんの魅力に気づく前。
星に追い返せばいいのに、超能力を封じて電撃さえ食らわなければOKという短慮が発端とはいえ、この猫なで声、泣いているラムちゃんを慰める姿勢はどこから来るんでしょう。
グラマラスなねーちゃんだから手放したくないという気持ちは既にアニメで発言しておりますが、土管の上で慰めるシーンはアニメだけ見てるとちと不可解ですね。
あたるという存在を論理的思考が一切出来ない単なるアホと受け止めれば納得いくんですが…
あたるってそこまで酷い人物じゃないんだよなー。
往々にしてファンはあたるを偉大な人物と捉えちゃう傾向にありますが…俺はあたるは偉大だと思ってますよ(笑)

ラストは真相が発覚してラムちゃんに電撃を喰って終わり。
裏切られたのだから、ラムちゃんそりゃショックだったんだろうなぁ。
先を悲観してぽろぽろ泣いたんですよ。女の子を泣かせた罪は重いですよ。

あたるも馬鹿だから、こういうときに答えに詰まる。
「妻としてそばにいて欲しかった。空が飛べると帰っちゃうじゃないか」とかキザなことの一つでも言えば、この時のラムちゃんなら不信感を芽生えさせる前に自ら一生リボン装備になるんじゃないか。
でもそれをせずに取り乱してしまう底の浅さが素直で良い。面堂みたいに上手く取り繕うような人物だったら、発言の一つ一つが軽薄になってしまう。
だからこそ、「あたるが「好きだ」と軽々しく口にしない」と言う事を最終回に持ってこれるようになる。
ラムちゃんに対しては常に軽々しい言動を行わないという一貫した姿勢が、今後の展開に重みを持たせてくるんですな。
いや、実際は軽々しいこと色々言う時もあるんだけど、それがすぐ見透かされるような嘘だから一定のお約束として受け流されるようになっている。嘘を突き通して欺くような、計算高くてヨコシマな男じゃないんですね、諸星あたるは。
自分の身の軽さと、それ故に言葉で表現することも軽いと自覚している。この自覚こそが彼の強みだと、つくづく感じるのです。

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