« ネットジャンキーの見る夢は | トップページ | 第11話 恋の三角ブラックホール »

2007年6月20日 (水)

床屋の愉悦

なんか昔にも同じようなタイトルで書いた気がするぞ。まぁいいや。
細かいことを気にしていると胃に穴が空いて死んでしまいますわよ、と言う発音に似た言葉を了子ちゃんが口にしていた気がする。

年齢の変化と共に触覚というのは変容しつつあるようだ。
子供の頃は剃刀で襟足をゾリゾリと剃られると妙にくすぐったく非常に気持ちが悪い物だった。
全身の毛穴という毛穴がソソケ立ち、背中のあたりから悪寒が広がり小刻みに手が震えてしまう。
動いたらスッパリ切れてしまうのだから兎にも角にもじっと我慢の子、この上ない苦痛だったのを覚えている。

今はどうかというと全然平気。それどころか床屋の剃刀が気持ちよくてしょうがない。
肌の上をアイススケートの様に剃刀が軽快に滑り、あっという間にツルスベに。
髭面が嫌いなので、床屋の剃刀はこの上ない愉悦なのだ。

更に言うならばシャンプーもこれまた心地よい。
自分でシャンプーをする時は全く感じないのだが床屋の手にかかるとこれが一変。
髪の毛に加わる適度な刺激がマッサージ効果を併発しこの上ない快感に変貌する。
毎回もっと長くと思うのだが、そこは床屋、髪の毛マッサージの店ではないのである。
シャンプーの楽しみも一時の出来事に過ぎず、僅かに眠気を併発してまどろんでいるうちに愉快な時間は終了する。
幾ばくかの金銭を支払って、お次は一ヶ月後。
原稿を抱える身として貴重な時間を割くのは惜しいが、待ち遠しくもある時間がそこにある。

…ああっ、なんか一ヶ月前の日記の文体に逆戻り!気を抜くとすぐこれだ。

|

« ネットジャンキーの見る夢は | トップページ | 第11話 恋の三角ブラックホール »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141021/15501196

この記事へのトラックバック一覧です: 床屋の愉悦:

« ネットジャンキーの見る夢は | トップページ | 第11話 恋の三角ブラックホール »