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2007年7月24日 (火)

第43話・44話 スペースお見合い大作戦(前編)・(後編)

第43話・44話 スペースお見合い大作戦(前編)・(後編)

地底のプリンスの話。
Aパート(CMより前半)はあたるが地球から出発するまでを描いています。
もう冒頭からモブキャラが遊んでる。友引高校2年4組にはごく当たり前にゴジラがいます。
前回の話でもモブに馬が当然のようにいたけど、だんだん作画にも勢いがついてきました。

ラムちゃんがお見合いに行くと知り、ラムは悩んでいるに違いないとあたるが思っていながら帰宅すると、ちょうどラムちゃんが服の選定に悩んでいるところ。
正装して行かなきゃ、うちには大事、楽しいところへ行く、と思わせぶりな単語連発であたるはラムちゃんがお見合いをしていなくなってしまうと考える。
で、見合いをぶち壊す!と決断するんですな。私だったら発狂してる。偉いぞあたる。
上手いこと言ってジャリテンの宇宙船に乗り込んでしまうくだりもあたるらしい。(これは原作が秀逸)
世の中何があってもあたるは世渡りしていける、そんな気がします。
言葉尻をとらえて揚げ足を取り、議論を自分の有利に展開していきそうだ。でも、この技術が生かされる話がレアなのも事実。
Aパートのラストは山下さんの作画に。キャラのポーズと影が特徴です。やっぱり格好良いね。
うる星の影=山下さんの影ってイメージがあります。特にメカの影ね。

Bパート、ラムちゃんの見合い会場には有象無象のクリーチャーが。
どっかで見たような怪獣もどきがてんこ盛り。ウルトラマンに出てきたような気がするのばっかりです。
その中に大魔神ロボが!お前カバン持ちだろう!ロボのくせに!と思ってもう一度見直したらそれっぽい宇宙人でした。造形いじり過ぎちゃって大魔神マニアとしてそーんなに嬉しくない形ですが、この兜の形はロボのそれだよなぁー。
ラムちゃん登場シーンの作画には力はいってます。遠藤さんの絵として安心してみられる良い絵。
ラムちゃん可愛いというより、美人です。光る衣装も自然に着こなす。流石や。
でも、「ラム様だ」「お美しくなられた」と呼ばれてるなんて、一体ラムちゃん何者なんですかね。
愛想を振りまくのには慣れているらしく投げキッスしたりしてるし。
どうみても、パーティ慣れしてるんですよ。政治的なパーティに呼ばれた有力者の娘のそれに近い。でも投げキッス。
あたると釣り合わないって言われても仕方ないかなぁ…
ラムの父ちゃんは金なり権力なり政治力なり、なにかしら握ってるんですよね。
ウェイターだってジャリテンを見つけて「テンぼっちゃん」と言っているわけだから、ホテル借りてパーティとかじゃなくて自分の所のウェイターなんですよ。
まぁ、地球侵略に来るわけですから、鬼星じゃぁ町内会長でも地球じゃ一国家元首に匹敵してもおかしくないですな。国家元首の娘に比べるとラムちゃんは軽すぎですが。

それにしてもあんまりにも酷いクリーチャーばかり。
ラムの父ちゃんも酷い男ばかり集まったと言い、まともな容姿の男を捜してくっつけようと画策します。
見合いだと隠してすまん、あの婿殿が幸せにするとはとても思えんのや…と思って見合いパーティ計画した割には、いい男がいない。まともそうなやつを見つけてくっつけちゃう。
…手段と目的を完全に取り違えている見本です。娘の幸せより、なんか目先の計画の方に完全に気が向いちゃってる。大丈夫か父ちゃん。

さて、プリム達見合い反対同盟はラムちゃんを奪取して(というか、ラムちゃんが自らやってきて)ちょうどやってきた地底のプリンスの掘ったトンネルに身を隠します。
この穴掘りが傑作。声:千葉繁の選択は正しい。作画的にもノリまくっており、あぁうる星見てると実感できる楽しいシーンです。

反対同盟のメンバーにあたるがいることを悟ったラムちゃんは、聞こえよがしに見合いだと知らずにだまされたと言います。原作では本音が漏れて発覚するんですが、アニメのラムちゃんの方がサービス良いですね。

さて、最後はラムちゃん達が包囲されるも、ユニとレアナを示して「愛し合う二人を引き裂くなんて!」とラムちゃんが父ちゃんを叱り飛ばし、お見合いは中止に。

地球に戻ってからも、あたるはバッタ人間状態が解けず、ラムちゃんはあたるが来ていたことに気がつかないふりをして縫い物。
これ、アニメの方が生活感出すのに成功してる。
だって原作では腕を頭の後ろで組んで座ってるだけ、アニメでは縫い物ですよ。
原作は同居、アニメではちゃんと妻っぷりを発揮しています。
この最後のくだりは秀逸。
ラム「気が付かないふりしてあげるっちゃ」
ジャリテン「そやかて」
ラム「いいの、うちダーリンと一緒になって良かったっちゃ。ねぇ…ダーリン」
…と言って、あたると同じ目線に寝転がるまでの自然な流れ。最後はきょとんとするあたるを見てほほえみます。
ラムちゃん、本当に今の生活の幸せってものを味わって生きてる。繰り返されるその日常がどれほど幸福なのかを知っている。
感動して泣く必要はない、万感を込めて叫ばなくてもいい、そんな幸せな日常がこのシーンのラムちゃんの挙措動作から沸き上がってきています。
…そして、そんな幸せなアニメを見て幸せに浸れる我が身の環境もまた幸せなのだなぁと感じます。
ほんと、うる星っていい。事あるごとにファンやってて良かったって言えるんだもの。

この回からエンディングが「心細いな」に変更。うる星のテーマソングは大抵どれも好きです。
だからコレも好き。

さて、例によって全然レビューと関係ない絵をアップ。
他にもサイトからリンク張ってあるから見てみて。
とりあえず昨日のお気に入りはこれとこれ。

特撮好きの気がある私にゃたまりません。夜間塗色については研究したい。

純粋に今回頑張った。背景と合わせて絵が描けない私に合わせてリアルタイムで背景とかキャラとか修正してくれてなんか嬉しくて泣きそう。合作する度に画力あげようって頑張る元気もらっちゃう。

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