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2007年9月25日 (火)

第100話 ダーリンが死んじゃう!?

第100話 ダーリンが死んじゃう!?

脳波計と心電図計を錯乱坊が引っこ抜く話。

冷蔵庫のドアを開放して茫然自失の面持ちで佇むあたる。クーラーがないから涼んでいるというものの、ちっとも涼しくない。お母さまからもらったというお札2枚(左右のブラから1枚ずつ取り出す!)をあたるに見せると、あたるはぱっとひったくって、「デートしよう!」と言い出します。
ラムちゃん驚愕し、そして言葉の意味をかみしめて大喜び。これ、今作のマクラとしては素晴らしい出来。あたるは「ラムとデートするとは言ってないもんね」と遁走してしまうわけですが、ラムちゃんはそんなこと微塵も知りません。
原作通りにランちゃんを見つけて後を追い、落としたケーキを食べて卒倒。食べた直後の真顔はシリアスで、この後の(ラムちゃんにとっては)真面目な展開を象徴するかのようです。あたる実は美形なんだ(笑)

押し入れの中から脳波計と心電図を取りだしてセット。なんでこんな所にあるかはともかく、ここまでちゃんと引っ張ってきたのね。普通、1人で患者搬送っていうと、せいぜい担ぐのが関の山なんだけど、首根っこつかんで空飛んでっちゃうからなぁ。ともあれ、UFOでなくてあたるの家っていうシチュエーションも良いよね。

さて、ラムちゃん異次元空間へ。
「こーんな女の子見なかったけ?」は確かに似てる(笑)
巨大五郎は有名なシーンであり、確かにここだけ切り取ると面白いんだけど、この状況下では浮きすぎ。
テンポよく探してきたのがぶっつり切られちゃいます。
トランプの女王ならぬ花札の女王とのゴルフ勝負も浮いているんだけど、小動物にゴルフクラブを振り下ろす事が出来ずに逃げ出してしまう、このシーンは基本的にラムちゃんって優しいんだ、と視聴者に明確に認識させるシーンなので、ラムちゃんファンとしては巨大五郎より高得点をあげたいところ。普通逆なんですけどね。

さて、ランちゃんまであと一歩の所であたるの脳波計はフラットに。
ダーリンが死んだ!とラムちゃん本気で泣く。
号泣。文字に形容しがたい泣き方。これほどまでに泣いたのは初めてじゃないですか。
今までヒステリカルに泣いたりしたことはあったけど、泣き叫ぶというのは初めて。
大事な人を失ったときの反応として正しい反応でしょう。
…急死の場合は反応が異なります。病院行こう、ああ忘れ物しないように、俺って意外と冷静だな、とか色々考えるて落ち着いているつもりになっているんだけど、事実を受け入れられないが故の無意識のうちの逃避行動の現れとして落ち着いているかのように思いこんでいるだけなのね。
でも、今回のように重篤な状態から死亡に至る場合の泣き方は、確かにこうです。
脳波計がフラットになった…事実として受け入れる…泣き出す…号泣、これです。
ここしばらく毎回言ってますが、平野文本当にうまくなった…と回を重ねるごとに思います。
原作では、レイが泣き声を聞きつけて「ラム」と反応してランちゃんが先回り、という絶妙な動きを見せていましたが、今回はレイとランちゃんあまり時間をおかずに反応し、一緒になってやってきます。
…ってことはレイとランちゃんは原作よりも進んだ仲なんですかね?
遠くでも聞き分けるところは、腐ってももと婚約者…と原作読んで嫉妬したりもしましたが(笑)

原作と異なり、アニメでは脳波形が止まった理由はラムちゃんがあたるの元へ戻るまでは明らかにされません。
漫画とアニメの表現方法の違いをうまく生かした演出でしょう。アニメでは1コマで場面転換という演出は難しいですからね。
生きていたあたるが平然と食っているシーンは実に自然体で生活感があってマル。
そこに飛び込んでいくラムちゃんの表情は、原作のほうがラブ度が高いというのがちと意外。
黙って声を上げるのを耐えながらあたるに飛び込む表情の機微というのは、アニメだと難しいのかもしれません。
無音になっちゃうしね。

ともあれ、あたラム好きにはたまらないこの話、ごちそーさまでした。

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