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2007年9月28日 (金)

第103話 パニックイン幽霊民宿

第103話 パニックイン幽霊民宿

お玉さんの話。

すだま亭に行く一行。ガイドブックに載っていない穴場、とあたるが言うと、しのぶは「いつものパターンになってきた」と不安がり、面堂は「諸星の言うとおりにすると最後にひどい目に遭う」とそのものズバリの指摘をする。
こういう話の作りのパターンである、それを観客と役者の暗黙の了解事項として話を進めるのだ…というのを明言してしまうという大胆さ。確かにシャコ貝の入り江でも同じようなパターンでしたね。
面堂は同じ失敗を繰り返したくないとカシコイ事を言うのですが、結局ずるずるとあたるのパターンに引きずられて話が始まります。

お玉さん登場シーンはブラシを入れている気合いの入りよう。ぞっとする美人、という設定でしたが確かにその通り。
今作ではAパートで1話、Bパートで1話を使う贅沢な作り。原作に忠実に描けばやっぱり面白いという好例です。
で、マニア的に原作との違いで良かったところをいくつか。
原作ではすだま亭の老夫婦の登場にも全く動じなかったラムちゃん、今作ではしっかり驚き、怖がっています。
これはポイント高いですねー。ドキドキサマーデートで描かれなかったホラーコースターで「ジャキーン」となって示したように、全然怖がらないという無敵の強さは、その強さ故に近づきがたい壁を感じてしまうんですが、今作ではちゃんと怖がっているので原作より近くに感じるんですよね。こういうところが原作よりもラブコメしているんだなぁ。
それでも肝っ玉が他の人より据わっているところは感じられるんですが、素直なのでマルです。
あの老夫妻がお化けの格好して出てきたときには皆パニックに陥るんですが(ラムちゃんもパニックになってあたるにかみつき電撃する!)驚いたあたるがラムちゃんにしがみついているシーンではしっかり喜んでる(笑)
こういうところが心憎いなぁ!
すだま亭では「うち猫又!」として飛び出ていくんですが、これまた化け物老夫婦の逆襲にあってしまう。原作では気持ち悪い不快害虫のオモチャの類を浴びせられるんですが、今作では怖い物。これでちゃんと怖がってる、ああ嬉しい(変態か(笑))
Bパートでは海へ。こっちもほぼ原作通り。面堂としのぶのかけあい(砂が熱い~)のくだりはアップの連続ながら名演技で面白い。
Aパートが原作に忠実で面白かったのに対して、Bパートは若干のアレンジが入ってる。こっちは原作をトレースしてそれなりに面白かった…という感想を抱いた。Aパートがドタバタギャグ(しかもアニメではほんのりラブコメ)なのに対し、Bパートはそんなに見せ場がないから仕方ないのかな。
ともあれ、原作そのままアニメにしても、やっぱりうる星は面白い、という結論でした。

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