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2007年10月 6日 (土)

第109話 逆上!みじめっ子 終太郎!!

第109話 逆上!みじめっ子 終太郎!!

作画監督森山ゆうじ、原画に山下さんとゆー豪華な今作。おかげでキャラの顔が整っていて見やすい上に、濃くていいんじゃないかというシーンは山下原画を堪能できる内容になっています。

秘密特訓を繰り返す面堂。自らツボの中に入って閉所恐怖症の暗所恐怖症を克服しようと試みるのだけど、どうにもうまくいかず、ツボを割ってしまう。
面堂ならお抱えの医者がいるはずだから、専門家に相談すればいいのに我流で解決を試みてしまうという短慮っぷり。昔からやりたい放題だったからねぇ。聞く耳持たないのかもねぇ。
…と思っていたら、本当に聞く耳持たないお子様だったというお話し。

面堂の言うとおりの安直なタイムスリップをした一行。子供の頃の面堂を見つけるもくせ者扱い。
子供の面堂を連れて逃げ出すも、子供面堂に「誘拐魔!無礼者!」とけなされまくる。皆が一生懸命あやすけど一向におとなしくならない。ラムちゃんが空に連れ出すも全然駄目。面堂よ、お前ラムちゃんにああいう風にあやされたら今のお前は大喜びだろうに、しかるに子供では騒ぎまくるだけ。もったいないコトしたね。記憶残ってなさそうだし。
結局、(一時的に)おとなしくなるのは空から子供面堂を落として地上寸前で捉まえるというスカイダイビングをしたときだけだったりします。あ、これは失神というのか。
悪態をつく子供面堂をどつこうとするあたる。しのぶが子供をかばうと「気に入った。お前を嫁に…」「面堂さん、今の聞いた?」
原作の通りであるが、声が付くといっそう面白く感じるのがこのやりとりである。しかも作画監督森山ゆうじ、実に素晴らしいシーンに仕上がっている。その後、ラムちゃんが子供面堂をかばい、「気に入った、お前を嫁に…」であたるが子供面堂の頭をぽかり。ラムちゃんはあたるの嫉妬を嬉しがり…とこのくだりもまたたいそうよろしい。

今作ではメガネにパーマもタイムスリップしてしまう。あまり必然性はないのだが、ツボの部屋に入って「どぶろくでも作ってるのかな」というやりとりは日常感が漂う台詞で良い。ギャグマンガらしく奇をてらった発言でもないし、凡庸なつまらない言葉でもない、およそ日常生活の中にギリギリ出てくるかどうかの境界線上の発想で、こいつ面白い事考えるなぁとにやりとさせられる発言だ。
タイムスリップしてから、「いい天気だなぁー」「今日は大安だそうだ」とやりとりする二人の、現実逃避中っぽい感じも笑えた。
一方、あたると面堂は捕まってしまい、ラムちゃん達は奪還のために黒メガネを襲撃して屋敷へ潜入。この目的のためには手段を選ばず、まったく罪悪感を微塵も感じていなさそうなところが、彼女たちらしい。
邸内ではあたるが子供面堂に取り入って、今の面堂を攻撃する子供のお手伝い。
楽しそうだねぇ~。そして媚びへつらい方の堂に入っていること!(笑)
そして遂に伝説の釣り鐘割りを初めて成し遂げます。ツボを割っているうちに筋肉が付いた、理にかなってる…って、理にはかなっていても非常識というところには一切ふれられません(笑)
しかしこれで面堂も怪力キャラの仲間入り。自ら進んでの努力で怪力を身につけたのは後にも先にも面堂だけじゃないでしょーか。やはり凡人ではないのですね。
そして、子供面堂を追う大人面堂。あたるに連れられて逃げるはいいけど、自ら選んだツボの部屋、あたるがおとりになるも自らはツボの中に残されて、そしてツボは次々と割られていき、遂に理性を失った大人面堂の魔の手が!これは怖いですねー、トラウマになりますねー。
あわやと思った瞬間、あたるが大人面堂の頭上にツボを振り下ろし、気絶させたことによって子供面堂は救われたのでした。
過去にタイムスリップした時点では竜ちゃんが一番冷静だったのに、ラストはあたるがもっとも冷静かつ、しっかり考えて行動している。決してヒーローではないのだけど、主役の面目躍如といったところでしょーか。
ラストはラムちゃんの「諦めるっちゃ!」の一言で終わり。徹底して直そうという気もなく、その場のノリと思いつきだけで行動していることがよーく分かる終わりです。

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