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2007年10月 9日 (火)

第112話 ラムとあたる・二人だけの夜

第112話 ラムとあたる・二人だけの夜

以前も日記書きました。毎日うる星日記を始める前の感想はこちら。比較しながら読んでみるのも面白…やっぱりあまり代わり映えしないかも(笑)

原作がいきなり両親旅行というところから始まるのに対し、今作はあたるの母さんが商店街の福引きに一回入魂の勢いで挑むところから始まります。
毎回ティッシュしかもらえない為に、所詮福引きと嘆息したりして疲れた主婦像(そりゃあの家じゃ疲れるわな)が描かれます。
そんな母も、南無八幡大菩薩(まるで戦国武将ですね)とか色々神頼みして福引きのガラポンを回せば熱海旅行を引き当てる。このくだりがまず最初の笑いどころ。
家に帰ってあたるに旅行を告げるくだり、あたるの抗議を全然聞かない両親の姿がまた面白い。
「新しい服を買ってくださるなんて」「言ってないよそんなこと」という原作のやりとりに加え、「赤い服も似合うかしら」「この前買ったドドメ色のワンピースが似合うよ」とやりとりしてる。ドドメ色!(笑)
結局両親は原作通りの白いスーツで(国鉄のCMの格好ですね)温泉へ。

先日のサクラVS錯乱坊の時はなんともなかった二人。原作ではあたるがラムの魅力に気がつく前。だからとてもそんな空気にはならないんですが、アニメではちゃんと前回何事もなくてもわからんとメガネに言わせて、ちゃんとつじつま合わせています。アニメでのリモコン戦争の時はリモコン戦争の勃発でそれどころじゃなかったし、整合性は取れていると思うんですよね。
結局、あたるを監禁するという企ては面堂が一歩先んじて身柄の確保に成功。
女装した黒メガネと一緒とあっては、当初喜んだあたるも態度が一変。逃げ出したがりますが、そこへラムちゃんの吸引メカが作動。壁を突き破って宙を舞い、電柱を抱えたままもぎ取って諸星家へ飛んでいきます。
あたるじゃなきゃ死んでるよな(笑)
今作オリジナルの女装黒メガネ工作員は強烈。マッチョが女装してあたしってきれい?って言うもんだから気持ち悪すぎる。特に諸星家の床下のやりとりが言語を絶する気持ち悪さ。

面堂をはじめとする面々が床下から生えてきて、ジャリテンですらギョッとするラムちゃんの手料理は床にばらまかれてしまいます。
ラー油とかとんがらしとかのように日本のスーパーで手に入る食材で、どうしてそんなに唇が腫れて卒倒するほどの激辛が出来るのか不思議でなりません。黒胡椒の固まりにラー油混ぜて団子にしたりしたら再現できるだろうか。ちなみに、香りだけで喉がヒリヒリする刺激臭騒ぎになるというのは実際あるようですね。今朝の新聞の世界面の片隅に載ってましたよ。通りの刺激臭騒ぎで出動したら、激辛料理店の仕込み中だったって。こういうところならラムちゃんも納得してくれるんでしょーか。

あたるは一線越えの前後で二人の関係がどうなるかシミュレーション。
何も変わらないとの結論に達し、寝るのを決意。
…ここも色々物議を醸すシーンですねぇ。前後で変わらないわけがない。特にあの環境下じゃ「責任を取れ」となる。時代的にも責任取るのが当然だし(そう考えると、今の世の中は軽薄になっていけませんな)あたるの立場上、責任を取らなかったら国際問題どころか惑星感の問題に発展しかねない。
そこまで考えるかどうかはさておき、責任取れと言われる、でも何も変わらないのだと考えているって事は、将来ラムちゃんと結婚すると腹くくってるって事の証左ですよね。因幡君の話を待つまでもない。もうこの話で、あたるは最終的に結婚するんだって意識していたって思います。

さて、ここからは伝説の台詞次々。メガネが「私たちはラムさんの純潔を守ろうと」「守ってくれなくていいっちゃ!」
うーん。ラムちゃん純潔って意味分かってるのかな。純血と勘違いしていてもおかしくないよーな。
初期ラムちゃんだったらここで一気にたたみかけて、既成事実形成を画策するんでしょうけどねぇ。
(あれも所詮ブラフに過ぎないという観測もできるので何とも言い難いですが)
しかし、中期ラムちゃんはカマトトぶってるので(うちはうる星でカマトトという言葉を覚えました)どこまで本気でどこから知らなくてどこまで演技なのかさーっぱりわからない。しかし、どう見ても今夜ゴールインを狙ってるだろうコレ。初期ラムじゃないんだから、一線越えを公言して憚らないようなアバズレじゃないと思ってもいるんですけどねぇ。真意は本人のみぞ知るです。
無粋を承知で敢えて仮説を立てるならば、ラムちゃんの考えるのは新婚夫婦としての生活スタイル(単純に一緒に寝るとか)の実現であり、あたるの考えるのは高校生の考える「寝る」であり、単純に両者の目標の差違に他ならならず、「うちの体は」も、「守ってもらわなくていいっちゃ」も、帰結するところは生活スタイルの実現のみをねらいとした物だった、と考えてみるとしっくり読めるような気がします。
…ようするに、深読みせずにギャグマンガらしく読んだ方がしっくりくるなと(笑)
この話はラムちゃんの演技なり、画策なりとするより、この子天然とか宇宙人と地球人のギャップとか考えた方が男の子にはわかりやすく、男はすぐ体目当てだけど女の考えるゴールって違うのよねと論じれば女の子に頷ける話になるんじゃないかなぁ。

ちょっと前後しますが、面堂らが考える不埒な行為に及ぶあたるの想像絵図はなぜに名古屋弁なんだろう。このシーンつなぎ合わせたらMADができそうですね。多分、うる星が今本放送だったらMADで溢れてるんだろうなぁー。自分で言い出しておきながら無粋ですな。

衝撃発言を聞いた面々はスターウォーズのパロディを演じて混乱ぶりを表現。
これほど堂々とやっていいのかってくらい堂々とやってます。
メガネはそのまま凝固。フィギアを倒したみたいな形のままオブジェと化します。
まさか、ふたりが寝たあともそのままだったとは予想外。こうきましたか(笑)

部外者を夫婦らしい阿吽の呼吸による連係プレイで表に放り出した後は、いよいよ二人だけに。
あたるが雑誌を逆さに読んで、しかもちゃんと内容を云々言っているのに、ラムちゃんは「ダーリィーン」と猫なで声。絶対誘ってるよー!
でも、前述の通りラムちゃんの目標が「物理的に一緒に寝る」ところにある以上、誘うのも当然だしこうなるのも当然なのですな。嗚呼、あたる哀れなり。男の妄想って悲しいですね。ラムちゃん寝相悪いし、帯電スーツの中で可哀想です。

でもこれ、本当に毎日一緒に寝るようになったら大変ですね。ラムちゃんには帯電スーツでなく、アースすることで抱き合えるよって教えてあげなきゃいかんですね。

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