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2007年10月10日 (水)

第113話 レディー竜之介!

第113話 レディー竜之介!

今作の温泉マークは濃い絵!竜之介を女らしく、と個人教授をやる事になった温泉。
泊まり込みで教育してはどうかと校長に水を向けられるも、女生徒と教師じゃまずいと固辞。
ところが校長、竜之介の父に「男なんですよね?」「男です」と言わせ、ならば問題ないと話をまとめてしまう。
流石校長策士ですなー。
ところが竜之介の父はこの教育に大反対。そりゃそうだ。
温泉がアパートに帰ると、竜之介の仮装をした竜之介の父が!キョーレツ!
竜之介は男なのになぜ女の勉強をするのか悩み旅に出たとうそぶきます。
絵コンテ押井守だから納得のでたらめぶり。
海に出て白鯨と竜之介の父が戦ってるし、温泉マークをスターバックと呼んでるし(今だと外資系コーヒーのスターバックスの由来としてチェックが入りますね)
はちゃめちゃだなぁと思っていると、床から竜之介出現。簀巻きにして体育館の床下に隠すとはひどい親だ。

さて、温泉の特訓が始まり、原作通りにあたると面堂が女言葉を使ったり(日々の鍛錬が物を言うのよ!…あたると面堂は毎日女言葉の練習をしているらしいな が削られたのは残念!)、ランちゃんの振る舞いを真似しようとしたり(ここは温泉まで真似をして気色悪くて笑える)、サクラさんに女らしいとは男の妄言、知性が女性の魅力、そのためにまず食うべし!(なぜだ!)と教えられたりします。
ラムちゃんが「うちが訛ってるとでもいうのけ!?」というシーンは健在。訛ってるんじゃなくて、ラムちゃん言葉なんですよね。訛りとは明確に分けられるべきものだと思います。だからしのぶの「一般的じゃないといってるの!」の指摘は正しい。

竜之介の父は特訓を潰そうと女生徒達に手を回し、代表のしのぶは闘争宣言を温泉マークに通告。
この闘争宣言は押井らしい。学生運動らしさがプンプン。
ドイツ語系の横文字やそれを略した表現より、押井はこういう漢字てんこ盛りの表現を好みますな。
うちも好みます。だから押井作品好きよ。
外圧に挫けそうになった温泉を救ったのは、竜之介の熱意でした。ギャグなのにすっかりいい話になっちゃってるじゃないか、ここだけ。
二人は特訓を続け、遂に最終段階へ。プロレスを見に行って暴れなければOKという最終試験です。
山手線色の103系とおぼしき列車がたったの4両編成で駅に着く。その中から欧風の格好で出てくる竜之介。
でもこの駅、ホームも4両でいっぱいいっぱいだしどこだよここ(笑)
プロレスの試合でじっと耐える竜之介、ところが試合が場外に及んだため、とばっちりで竜之介の服が裂けてしまう。
べべをこんなにされて黙ってろって言うのかよ!と竜之介叫ぶ。「べべ」ときたかべべと!
この前は母ちゃんの「足の文数」はどうだったろうなとか言ってるし、アニメ竜之介って所々単語が大時代なんですよねー。これも押井だからなんだろうなぁ。いいなぁ。
耐えろ藤波!と温泉マークの説得も虚しく、沸いて出てきたいつもの面々が竜之介をあおり立てる。
「衣装は女の命だっちゃ!」「戦うっちゃ!」おーおー、みんなそろって主戦論者主戦論者!
留美子キャラの女性は強いとことあるごとに言われますが、みんな武闘派なんだ。だから強いんだ(肉体的に)
そんなんだから、結局竜ちゃん(をはじめとする女性陣)は(不必要に)戦いまくってプロレスをしっちゃかめっちゃかに。
このプロレスシーンとか喫茶店とか背景色々遊んでるしー。どっか他の作品に出ていそうなキャラが立っているのがゴロゴロ。作品名分からないからくやしー。
プロレスシーンでは一刻館の住人も観戦に来てましたけど、巻き込まれなかったかしら。

今作は作画も平野俊弘。可愛い方向で安定。いやはや本当に楽しい一作。
押井うる星の残りが数えるほどになってしまいました。
毎日B.D.状態で、押井うる星はあと何話…って毎日数えるような日にならないかしら。
今が楽しい、多分今が一番楽しい。押井うる星の終焉を間近に控え、次の作品への期待と、終わっちゃう不安とが胸中で千々に乱れる今日この頃なのです。
嗚呼、この最良の日々よ長く続いてくれー。

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