今朝の日の出
都心方向を望むと、たなびく雲の向こうに丁度太陽が昇ってきたところだった。
灰色の町々は延々と続き、最果てに都心の摩天楼が見え、その向こうに太陽がある。
いつもは薄汚れて到底望め得ぬ建物の群集が山手線の駅ごとに林立しているのがはっきりと見て取れる。
そこには人々の生活が、確かに存在するはずなのだ。
なんと美しい光景であろう。。
せめてカメラがあればと痛恨の思いだが、おそらくカメラがあっても私にこの美しさは写せまい。
私は初めて、この街が好きになった。
今日も太陽はその陽光を分け隔て無く人々の上に降り注いでくれる。
美しさに心を奪われるも、そのまぶしさに顔を背けるも自由だ。
だがその美しさに気づくには、時に立ち止まって眺めることも必要なのだろう。
慌ただしい日常とビジネスの渦中に没入し、太陽の美しさを愛でる余裕をすっかり失っていたことに気がついた。
街には、こんなに美しいものがあるというのに。
よし、今日も仕事頑張ろう。
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