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2007年12月13日 (木)

第174話 退屈シンドローム!友引町はいずこへ!?

第174話 退屈シンドローム!友引町はいずこへ!?

目薬をあたるが飲んじゃって、ラムちゃんの涙が止まらなくなる話。

原作ではこの誤解を巡るやりとりのなかにあたるの意地と誠意(に似た一種の愛情)を感じる、ファンにとっても全然恋仲が進展しない二人にとって珍しくラブを感じる貴重なエピソードとなっていると思うんですが、今作はそれを大幅に変更。
目薬は単なるネタの導入部分に矮小化させてしまっています。
原作で育った身としてはせっかくのエピソードを潰してしまってもったいないというのが正直なところ。
とはいえ、アニメ後期らしく絵柄は抜群なんですよこれ。作監土器手司、原画に中島敦子がいたりと豪華なんですよね。

冒頭からメガネが日常の退屈さを滔々と語ります。
あんたら退屈とはほど遠い日常送ってるだろ。ラムちゃんがいて、日々悶々としているはずの日常を退屈の一語で片付けることは出来ないと思うんだがなぁ。
紙と鉛筆があり視線がない環境ならば退屈と縁遠いうちらと違って、大なり小なりを問わず創作活動と無縁な人にとって、日常とは退屈なものなんですかねぇ。
強制的に拘束されているならともかく、少なくとも余暇の時間において退屈など感じる機会はそうそう無いと思うのですが。このへん、フツーの人とは全く感覚が違うので、同じくフツーの人とは全く違うはずのメガネがこんな凡庸なコトを口にしたとしても感覚がつかめません。
…と思ったらなんかむちゃくちゃな条件でパラレルワールド出現。
うる星における時空の概念ってアニメでは容易に崩壊する。Bパートからいよいよ凄くなって不条理の嵐。
でも、親切なのは真に不条理なのではなく「今、この世界では不条理なことが起こっているのです」とわかりやすく提示してくれるところでしょーか。
それにしてもゴジラやキングギドラは誰の夢なんでしょうかね。単に不条理なだけ?
最後の方ではゴジラが暴れているのに、退屈な日常を語るメガネが登場。
如何に異常な空間でも、それが日常となれば当たり前なのであり、すなわち退屈だとなるんでしょう。
高尚な芸術的解釈を加えるべき話とも捉えづらく、エンターテイメントと割り切って見た方がよさそう。
確かに絵は綺麗で、スケールでかい話とも言えるけど、換骨奪胎もここまでくると原型が分からなくなって見ていて複雑な物を感じます。
ラストのあたると面堂のドタバタなど、細かいシチュエーションは面白いんだけど、ここまで放り投げっぱなしで終わられると、さてどう受け止めようかと思ってしまいますな。ギャグマンガギャグマンガ、と笑って終われる子供の純真さをとうに忘れた自分がにくい。

それにしても最後のラムちゃんの笑みは一体~?

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