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2007年10月7日 - 2007年10月13日

2007年10月13日 (土)

第116話 終太郎・不幸の朝

第116話 終太郎・不幸の朝

感想書きにくい回が続きます。押井うる星末期のみんな限界の頃。ネタ切れしちゃってうる星と乖離したオリジナル入れたり、総集編やったりする嚆矢となるのが今作である、ような気がする。
今までもスペシャルじゃ総集編やってるけど。

今作は面堂があたるとの優劣を気にして錯乱坊を呼び寄せるのがきっかけ。
錯乱坊は地位財力権力で優位に立ってると思っているようだが、あたるには敵わぬと断言。
過去の勝負を引き合いに出されて怒るという話。
Aパートは山下原画作品が多い。キャラクターの正面からカメラが背後に回り込む演出が連発すると気持ちよくなってくる。
だけど、過去の名シーンの再放送なので、やはり新作がみたいと思うのがファン心理。焼き直しではなく、そのまま過去のフィルム使っているからなぁ。
映像的に山下原画はすごいですね以上の感想は出てこないよなぁー。
ただ、錯乱坊の言うとおり、あたラムの間に面堂が割っては入れないのは事実だと思う。二人が惚れ合ってるというのも当然あるし、あたるはよくよく観察すると胆力があり肝心の所では権力や金などになびかない大人物である。そうすると勝負の土俵が金と権力以外となり、面堂が優位性を保てるのは顔だけとなる。
しかし、顔だけとしてもラムちゃんは(面食いっぽい描写もあるように思えるが多くの人が認識しているように実はそうではないので)顔は気にしていないので、これも面堂の優位性は成立しない。
土俵が違う分野の優位性をいくら力説しても、勝てる訳がない。
それを分かっていてあえて悪あがきする。それが恋だろうと面堂は主張し、決して錯乱坊の言うような敗北を認めようとしない。
お話しとしては特に目立った点はない。もはや自明のあたラムの関係を子供にも分かるように錯乱坊が過去の映像をふんだんに使って解説する、それだけのことである。
だが、押井守の最終話(死闘あたるVS…)で面堂があたラムの個人的な関係に積極的に介入しようという論拠を示しているように受け取ることもできる話でもあるような気がする。

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ラムちゃんがやってきたよ

デスクトップの環境が整ってきました。
ここぞとばかりに隣室の大魔神様の立像を片っ端から並べ立て、今までタブーだった未開封ラムちゃんフィギアを開封して取り出すことに。

ああー、一気に潤いますなぁー。
20071013lumfig

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ここあすぺしゃる!

今日のコーヒーは、ドトールのロイヤルクリスタルブレンドの最後の一杯。
珍しく200g買った(普段は100g)豆が無くなりました。

ネルドリップの最初の一口分だけをストレートで口に含んで芳醇な香りを楽しんだあとは、ホイップクリームをたっぷり注ぎミルクココアパウダーをたっぷりまぶしてできあがり。

20071013caffe

あ、BGMは当然、喫茶DOBUSARADAの時の曲で。

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時々間違える

線が引けないなと思ってるとVambooのペンだったり。
20071013tab

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2007年10月12日 (金)

遂にうる星100枚目

うる星のお絵かきチャット絵などのコーナーが遂に100枚目になりました。
うーん。お絵かきチャット始めてから一気に枚数が増えたなぁ。
コーナー分けないと見難くてしょうがないのでギャラリー変更ですなぁ。
未掲載絵もまだ106枚あるんですが、アップしにくいものばかりだったりして…(笑)

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第115話 奇怪!無我の妙薬!!

第115話 奇怪!無我の妙薬!!

久々に辛口の感想になってしまう今作。
Aパートの錯乱坊のシーンは他の作品と比べて特段ひどいというわけでもなく、中期アニメうる星のギャグポイントをなぞってはいるのだけど、やはり押井絵コンテと比べるとパンチ不足。
今回はやけに脱ぐ回です。サクラさんが、しのぶがブラを外すシーンが出てくる。でも、ちゃんと後ろ姿ですな。あしゅら湯みたいにはならなかった。別に脱げばいいってもんじゃないので、うちはどうだっていいのですが(笑)
で、なかなかラムちゃん出てこないなーと思ったら、なんだか「ラムちゃんを34人の先生が描きました」で見たようなラムちゃんが登場。ええー。
作画が破綻しているわけではないのだけど、作画監督の絵柄がうる星に合わない。ラムちゃんが可愛くない!
Aパートはともかく、Bパートの展開にはがっくり。
というのも、煩悩あたるが追い出されて、空中であたるを探していたラムちゃんとばったり。「俺は人間が嫌いになった!」とあたるが言うとラムちゃん大喜び。独占できると最初は喜んでるんですが、ダーリンもうちらの仲間だから、みんなでパーティするっちゃとかいったことを言い出すあたりから雲行きが怪しくなる。
地球のことを忘れるっちゃ!とか、まるで初期ラムちゃんみたい。ラムちゃん地球が嫌いなの?と心配になってきます。これ凄い悲しい。
独占するはずが、今日は特別に浮気を許すっちゃ、美人もいるかもしれないっちゃよ、とあたるを「宇宙の友達」の中に放り込む。案の定モンスターだらけなんだけど、あたるは色男だともてはやされモンスターにもみくちゃに。
ラムちゃん、確かに人間型じゃないけど、他の宇宙人に迫られているの放置しておいて平気なんだろうか。平気なんだろうね。
どーもラムちゃんは人間型人間サイズでないと、嫉妬の対象にもならないし、例え身体接触があっても数のうちに入らないとふんでるっぽい。(ぴぐも君とか)あたるはそこでも嫉妬するんだよね。うちも嫉妬。
で、モンスターから抜け出たあたるがラムちゃんの足下に行くと「美人が見つかったっちゃねー」と自分で言う。
まぁ、そこは別に良いんですが、地球を忌避するかのような言動にはがっくり。B.D.で示した現状満足型の押井シナリオ的ラムちゃんでもないし、ダーリン独占できればそれで良しラムちゃんって訳でもない。
一緒に月見しているのに寂しそうな表情は、あたるがつまらなそうな表情しているからなんだろうけど、その後のアプローチ微妙ですなー。
絵以上に、言動に不満が残る回でした。うちの星においで型だったら、もっと強引に迫っちゃえばいいのになぁー。

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2007年10月11日 (木)

第114話 ドキュメント・ミス友引は誰だ!?

第114話 ドキュメント・ミス友引は誰だ!?

本戦を描け本戦を!と多くのファンが叫んだミス友引。
腕力による武闘を政治劇に変えてしまい、賛否両論吹き荒れたこの話。けも先生はご立腹でもうちは好きです。
うちも若い頃は自陣営に有利な状態になるように第三勢力作るのに奔走したり、共同戦線はったり、政治劇のまねごとっぽい事やったけど、他派の切り崩しまではやらなかったなぁー。
今作、政治劇だからいつもの高橋資祐絵コンテ作品に見られるような背景動画ぐりぐり、少ないセル枚数で効率よい動かし方というのが無い。短いシーンを多くつないで解説で持たせているような感じなのだけど、政治劇好きにはたまりません。
利害関係が色々複雑に絡み合い、次第に制御不能な規模に陥っていく。なるほど確かに政治劇!と頷けるような気がします。大なり小なりの政治劇経験者にしか分からんね。社会に出ていれば自然と分かる事だから、大人の話だなこりゃ。

生徒会の連中は脅迫なんかして恥ずかしくないんだろうか。裏取引やるより公明正大に糾弾した方が強い。アホですな。あたるをアホと見くびった結果じゃなかろうか。

サクラさんのポスターのところ、盗まれるポスター=良いポスターのくだりは大人の話ですね(笑)それが分からないメガネ達は所詮高校生といったところか。
今に始まったことでないですが、口コミに勝る宣伝無し。それと同等ですね。ポスター盗難ってのは。

で、いよいよ本戦と言うところであたる逃亡。2週連続ものにしてくれても良かったのになぁー。
西島克彦も、本戦は描いてみたかったと言ってましたね。同感同感。

作画監督高橋資祐、原画山本直子、山本原画のシーンの方が可愛いです(笑)

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2007年10月10日 (水)

原口智生の大魔神像

特撮マニアっぽい事を色々口にしたりもするが、実はうちは素人も良いところ。
なにせ、あのウルトラマンシリーズも仮面ライダーも、ゴジラですらもロクに見ていない。(例外的に平成ガメラは見た)
見たことがあるのは、ウルトラマンならスペル星人の回だけ、ライダーはヨメの見る電王を1回だけ、ゴジラは平成の作品を2,3作ほど。当然だが全然記憶に残っていない。
これでは特撮マニアとも特撮ファンとも言えるわけがないのである。本当は。
だから特撮マニアじゃなくて大魔神マニアなのだ、と自負しているわけだが、三鷹市美術館でこの度ウルトラ怪獣のデザインで有名な成田亨氏の作品展があったので行ってみた。
でも見たいのは成田氏の作品ではなく、原口智生氏の大魔神像&武神像の展示。

…で、感想。ウルトラファンは行くべし。

作風は全体を通じてシュールレアリズム。シュールという単語はウゴウゴルーガのシュール君でしったよーなものなので、その知識たるや推して知るべしとゆー情けないものであるが、もう一大シュール作品展。あの大魔神の造形を作った高山良策氏の絵画も展示してあるのだが、これもシュール。写実的なのは特撮関係だけと言っても良いのではないかと感じさせるくらいシュールであった。
原口氏の大魔神像は角川大映調布撮影所の立像の原型。残念ながら背面は拝めない(これがみたかったんだけどね)
思っていたより大きな原型で(肘から手の先位あった)、粗めの彫刻の様なサーフェース。わざと荒らしてるのね。
目は白目がないような感じ。腕のモールドもアレンジが入っている。
これは、原口氏が映画に忠実にするかどうかを確認したとき、原口氏の解釈で作るよう依頼されたからなのだそう。
撮影所前の立像はこれをそのまま巨大にした感じで、うまく大きくする物だなぁと感心してしまいました。

ところで、角川映画の公開予定ラインナップから新作の大魔神の記述が消えていて、2008年に抱いていた夢と希望が…
現代に復活とか無茶なこと言わなきゃいいんだー!でも、時代劇にしたところで映画全盛期の当時を上回るものが出来るとは思えないし、あの特撮を撮る予算は今の技術では難しいだろうなぁ…
20071010daimajin

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第113話 レディー竜之介!

第113話 レディー竜之介!

今作の温泉マークは濃い絵!竜之介を女らしく、と個人教授をやる事になった温泉。
泊まり込みで教育してはどうかと校長に水を向けられるも、女生徒と教師じゃまずいと固辞。
ところが校長、竜之介の父に「男なんですよね?」「男です」と言わせ、ならば問題ないと話をまとめてしまう。
流石校長策士ですなー。
ところが竜之介の父はこの教育に大反対。そりゃそうだ。
温泉がアパートに帰ると、竜之介の仮装をした竜之介の父が!キョーレツ!
竜之介は男なのになぜ女の勉強をするのか悩み旅に出たとうそぶきます。
絵コンテ押井守だから納得のでたらめぶり。
海に出て白鯨と竜之介の父が戦ってるし、温泉マークをスターバックと呼んでるし(今だと外資系コーヒーのスターバックスの由来としてチェックが入りますね)
はちゃめちゃだなぁと思っていると、床から竜之介出現。簀巻きにして体育館の床下に隠すとはひどい親だ。

さて、温泉の特訓が始まり、原作通りにあたると面堂が女言葉を使ったり(日々の鍛錬が物を言うのよ!…あたると面堂は毎日女言葉の練習をしているらしいな が削られたのは残念!)、ランちゃんの振る舞いを真似しようとしたり(ここは温泉まで真似をして気色悪くて笑える)、サクラさんに女らしいとは男の妄言、知性が女性の魅力、そのためにまず食うべし!(なぜだ!)と教えられたりします。
ラムちゃんが「うちが訛ってるとでもいうのけ!?」というシーンは健在。訛ってるんじゃなくて、ラムちゃん言葉なんですよね。訛りとは明確に分けられるべきものだと思います。だからしのぶの「一般的じゃないといってるの!」の指摘は正しい。

竜之介の父は特訓を潰そうと女生徒達に手を回し、代表のしのぶは闘争宣言を温泉マークに通告。
この闘争宣言は押井らしい。学生運動らしさがプンプン。
ドイツ語系の横文字やそれを略した表現より、押井はこういう漢字てんこ盛りの表現を好みますな。
うちも好みます。だから押井作品好きよ。
外圧に挫けそうになった温泉を救ったのは、竜之介の熱意でした。ギャグなのにすっかりいい話になっちゃってるじゃないか、ここだけ。
二人は特訓を続け、遂に最終段階へ。プロレスを見に行って暴れなければOKという最終試験です。
山手線色の103系とおぼしき列車がたったの4両編成で駅に着く。その中から欧風の格好で出てくる竜之介。
でもこの駅、ホームも4両でいっぱいいっぱいだしどこだよここ(笑)
プロレスの試合でじっと耐える竜之介、ところが試合が場外に及んだため、とばっちりで竜之介の服が裂けてしまう。
べべをこんなにされて黙ってろって言うのかよ!と竜之介叫ぶ。「べべ」ときたかべべと!
この前は母ちゃんの「足の文数」はどうだったろうなとか言ってるし、アニメ竜之介って所々単語が大時代なんですよねー。これも押井だからなんだろうなぁ。いいなぁ。
耐えろ藤波!と温泉マークの説得も虚しく、沸いて出てきたいつもの面々が竜之介をあおり立てる。
「衣装は女の命だっちゃ!」「戦うっちゃ!」おーおー、みんなそろって主戦論者主戦論者!
留美子キャラの女性は強いとことあるごとに言われますが、みんな武闘派なんだ。だから強いんだ(肉体的に)
そんなんだから、結局竜ちゃん(をはじめとする女性陣)は(不必要に)戦いまくってプロレスをしっちゃかめっちゃかに。
このプロレスシーンとか喫茶店とか背景色々遊んでるしー。どっか他の作品に出ていそうなキャラが立っているのがゴロゴロ。作品名分からないからくやしー。
プロレスシーンでは一刻館の住人も観戦に来てましたけど、巻き込まれなかったかしら。

今作は作画も平野俊弘。可愛い方向で安定。いやはや本当に楽しい一作。
押井うる星の残りが数えるほどになってしまいました。
毎日B.D.状態で、押井うる星はあと何話…って毎日数えるような日にならないかしら。
今が楽しい、多分今が一番楽しい。押井うる星の終焉を間近に控え、次の作品への期待と、終わっちゃう不安とが胸中で千々に乱れる今日この頃なのです。
嗚呼、この最良の日々よ長く続いてくれー。

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2007年10月 9日 (火)

第112話 ラムとあたる・二人だけの夜

第112話 ラムとあたる・二人だけの夜

以前も日記書きました。毎日うる星日記を始める前の感想はこちら。比較しながら読んでみるのも面白…やっぱりあまり代わり映えしないかも(笑)

原作がいきなり両親旅行というところから始まるのに対し、今作はあたるの母さんが商店街の福引きに一回入魂の勢いで挑むところから始まります。
毎回ティッシュしかもらえない為に、所詮福引きと嘆息したりして疲れた主婦像(そりゃあの家じゃ疲れるわな)が描かれます。
そんな母も、南無八幡大菩薩(まるで戦国武将ですね)とか色々神頼みして福引きのガラポンを回せば熱海旅行を引き当てる。このくだりがまず最初の笑いどころ。
家に帰ってあたるに旅行を告げるくだり、あたるの抗議を全然聞かない両親の姿がまた面白い。
「新しい服を買ってくださるなんて」「言ってないよそんなこと」という原作のやりとりに加え、「赤い服も似合うかしら」「この前買ったドドメ色のワンピースが似合うよ」とやりとりしてる。ドドメ色!(笑)
結局両親は原作通りの白いスーツで(国鉄のCMの格好ですね)温泉へ。

先日のサクラVS錯乱坊の時はなんともなかった二人。原作ではあたるがラムの魅力に気がつく前。だからとてもそんな空気にはならないんですが、アニメではちゃんと前回何事もなくてもわからんとメガネに言わせて、ちゃんとつじつま合わせています。アニメでのリモコン戦争の時はリモコン戦争の勃発でそれどころじゃなかったし、整合性は取れていると思うんですよね。
結局、あたるを監禁するという企ては面堂が一歩先んじて身柄の確保に成功。
女装した黒メガネと一緒とあっては、当初喜んだあたるも態度が一変。逃げ出したがりますが、そこへラムちゃんの吸引メカが作動。壁を突き破って宙を舞い、電柱を抱えたままもぎ取って諸星家へ飛んでいきます。
あたるじゃなきゃ死んでるよな(笑)
今作オリジナルの女装黒メガネ工作員は強烈。マッチョが女装してあたしってきれい?って言うもんだから気持ち悪すぎる。特に諸星家の床下のやりとりが言語を絶する気持ち悪さ。

面堂をはじめとする面々が床下から生えてきて、ジャリテンですらギョッとするラムちゃんの手料理は床にばらまかれてしまいます。
ラー油とかとんがらしとかのように日本のスーパーで手に入る食材で、どうしてそんなに唇が腫れて卒倒するほどの激辛が出来るのか不思議でなりません。黒胡椒の固まりにラー油混ぜて団子にしたりしたら再現できるだろうか。ちなみに、香りだけで喉がヒリヒリする刺激臭騒ぎになるというのは実際あるようですね。今朝の新聞の世界面の片隅に載ってましたよ。通りの刺激臭騒ぎで出動したら、激辛料理店の仕込み中だったって。こういうところならラムちゃんも納得してくれるんでしょーか。

あたるは一線越えの前後で二人の関係がどうなるかシミュレーション。
何も変わらないとの結論に達し、寝るのを決意。
…ここも色々物議を醸すシーンですねぇ。前後で変わらないわけがない。特にあの環境下じゃ「責任を取れ」となる。時代的にも責任取るのが当然だし(そう考えると、今の世の中は軽薄になっていけませんな)あたるの立場上、責任を取らなかったら国際問題どころか惑星感の問題に発展しかねない。
そこまで考えるかどうかはさておき、責任取れと言われる、でも何も変わらないのだと考えているって事は、将来ラムちゃんと結婚すると腹くくってるって事の証左ですよね。因幡君の話を待つまでもない。もうこの話で、あたるは最終的に結婚するんだって意識していたって思います。

さて、ここからは伝説の台詞次々。メガネが「私たちはラムさんの純潔を守ろうと」「守ってくれなくていいっちゃ!」
うーん。ラムちゃん純潔って意味分かってるのかな。純血と勘違いしていてもおかしくないよーな。
初期ラムちゃんだったらここで一気にたたみかけて、既成事実形成を画策するんでしょうけどねぇ。
(あれも所詮ブラフに過ぎないという観測もできるので何とも言い難いですが)
しかし、中期ラムちゃんはカマトトぶってるので(うちはうる星でカマトトという言葉を覚えました)どこまで本気でどこから知らなくてどこまで演技なのかさーっぱりわからない。しかし、どう見ても今夜ゴールインを狙ってるだろうコレ。初期ラムじゃないんだから、一線越えを公言して憚らないようなアバズレじゃないと思ってもいるんですけどねぇ。真意は本人のみぞ知るです。
無粋を承知で敢えて仮説を立てるならば、ラムちゃんの考えるのは新婚夫婦としての生活スタイル(単純に一緒に寝るとか)の実現であり、あたるの考えるのは高校生の考える「寝る」であり、単純に両者の目標の差違に他ならならず、「うちの体は」も、「守ってもらわなくていいっちゃ」も、帰結するところは生活スタイルの実現のみをねらいとした物だった、と考えてみるとしっくり読めるような気がします。
…ようするに、深読みせずにギャグマンガらしく読んだ方がしっくりくるなと(笑)
この話はラムちゃんの演技なり、画策なりとするより、この子天然とか宇宙人と地球人のギャップとか考えた方が男の子にはわかりやすく、男はすぐ体目当てだけど女の考えるゴールって違うのよねと論じれば女の子に頷ける話になるんじゃないかなぁ。

ちょっと前後しますが、面堂らが考える不埒な行為に及ぶあたるの想像絵図はなぜに名古屋弁なんだろう。このシーンつなぎ合わせたらMADができそうですね。多分、うる星が今本放送だったらMADで溢れてるんだろうなぁー。自分で言い出しておきながら無粋ですな。

衝撃発言を聞いた面々はスターウォーズのパロディを演じて混乱ぶりを表現。
これほど堂々とやっていいのかってくらい堂々とやってます。
メガネはそのまま凝固。フィギアを倒したみたいな形のままオブジェと化します。
まさか、ふたりが寝たあともそのままだったとは予想外。こうきましたか(笑)

部外者を夫婦らしい阿吽の呼吸による連係プレイで表に放り出した後は、いよいよ二人だけに。
あたるが雑誌を逆さに読んで、しかもちゃんと内容を云々言っているのに、ラムちゃんは「ダーリィーン」と猫なで声。絶対誘ってるよー!
でも、前述の通りラムちゃんの目標が「物理的に一緒に寝る」ところにある以上、誘うのも当然だしこうなるのも当然なのですな。嗚呼、あたる哀れなり。男の妄想って悲しいですね。ラムちゃん寝相悪いし、帯電スーツの中で可哀想です。

でもこれ、本当に毎日一緒に寝るようになったら大変ですね。ラムちゃんには帯電スーツでなく、アースすることで抱き合えるよって教えてあげなきゃいかんですね。

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2007年10月 8日 (月)

第111話 怒りのラムちゃん!

第111話 怒りのラムちゃん!

せっかく編み上がったのが次の瞬間灰に。
放火魔って許せません。人類の貴重な歴史遺産だって火が付けば灰になる。
どこでも火炎放射できるジャリテンは子供のうちにしっかり教育して節度ある火の吐き方するよう覚えさせないとろくな大人になりません。

今作はそんな幼児教育の重要性と難しさを視聴者に伝える一作。
灰になったマフラーを握りしめて「ラムが俺のために心を込めて編んだマフラーの燃えかすじゃ」とジャリテンに迫るあたる。原作はこの台詞一言でジャリテンに大ショックを与えていましたが、今作では一目一目に心を込めてとか、繰り返しジャリテンに迫ります。
原作では手編みマフラーを大事に思っていたことに対して喜ぶラムちゃんに戸惑いを覚えるあたるでしたが、今作ではそんなこともなく(この微妙なニュアンスは伝えて欲しかったなぁ)、最初からラムちゃんの発言を隠すべく大声で一方的に話します。
ガキはここ一番と言うときに怒らなければならないとあたるはラムちゃんに言うのですが、怒るのとしかるのは意味が違います。教育に必要なのは叱ることであり、感情のままに怒ってみせることではありません。だがあたる、ジャリテンがやりこめられればそれで良いので、おこれ・いかれと迫る。

一方ジャリテンは謝る方法を探して方々に人を訪ねます。面堂からは「悪かったなっ」を伝授され、それをメガネ達4人組を銃撃したあと実践してみるという方法で試験。いきなりぶっつけ本番ではなくて、必ず試験してみてからという慎重な姿勢は評価できるものの、それ以前の人として大事なものが欠落しております。
しのぶの「めんちゃい!」にはビックリ。ええぇーアニメでブリッコキャラに描かれるのは百も承知だけどさー。これはちょっと従来のしのぶ路線からずれすぎでないの?
そして竜之介と竜之介の父の戦いは更にビックリ。竜之介の父がウルトラマンのごとく縦横無尽に飛び回る。
地に足付いていないじゃん。

さて、色々取りそろえて謝ろうとUFOに戻ったジャリテン。ところが、ラムちゃんが「くぉら!てーん!」と激昂している様を目撃。
「怒った顔が好きな人たち」のうちの1人としては、このラムちゃん激怒シーンは怒った顔万歳になるはずだったんですが、全然可愛くなぃ~!西島原画だったらたまらんシーンになっていたはず。(太陽がいっぱい浮気がいっぱいAパートの電撃とか最高!)高橋資祐原画なので可愛くないんですよねー。あの人は展開と動きが面白いギャグマンガの人だからなぁー。
存分に悔しがったところで、最後「よいこのテンより」とか「宇宙一のよい子や」~とかいって大気圏外で飛行するジャリテンの反省の無さ加減にこいつ反省全然無しかよとその将来に一抹の不安を感じて終わりなのでした。

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2007年10月 7日 (日)

第110話 壮絶!謎のまつたけなべ!!

第110話 壮絶!謎のまつたけなべ!!

まつたけの話。
食材を持ち寄って授業中に食べようとはなんともすごい話。
ラムちゃんが一応は地球の食べ物を「おいしいっちゃ」って言って食べるのも初めてじゃないか。
あの子はラーメンを「馬のようにかっこみ」味はしないけどダーリンがおごってくれるからおいしいという子である。
これって、辛い物が好きだからじゃなくて、根本的に舌の構造が違うんだろうね。
仮に味蕾があるとしても、地球の甘味、酸味、苦味の成分とされている大半の物質には反応しないんだ、きっと。
ということは、そんな地球人とは異なる構造の舌を刺激させる物質が含まれているということだな。

面堂がまつたけを不審がりながらも食べてしまう、「あーん」と言いながらからかうだけで食べさせない。
真意がどこにあるかは皆目見当が付かないのだが、面堂はいい具合にからかわれている。面堂も面堂で得体の知れぬ物であってもラムちゃんの薦めであれば食べてしまうような優柔不断さ(止める勇気を持ち合わせない)がが可愛いところだと思う。あたるはといえば、ラムちゃんの薦めは頑として断っても、了子ちゃんの腐ったマグロは食ったりするように、あらゆるリスクより美人の薦めという厳然たるルールが自分の中に確立されているようなのでもはや比較にならないので、面堂を論じるのにあたるを引き合いに出すのはそぐわないと言える。

原作では延々と芸を続けていたが、なんとAパートで芸ネタが枯渇してしまう。するとメガネやチビが禁断症状を出し始め、クラスメートは戦慄。唯一毒にやられていないラムちゃんがこのままではまずいと対策を講じるのだが…解毒ではなく、患者数を増やして芸を多く見せるという対策に。
これってネズミ講と一緒で最初は上手くいったかに見えるが最終的に破綻が免れないものである。
人間の体内で毒素を分解ないし体外に排出されるのならば新規中毒者を作ることで芸の枯渇を防ぎ、そのうちに毒が抜けて元通りというシナリオを描けるのだが、未知の毒素に対してこれは希望的観測過ぎる。中毒患者の大量発生しか生まない危険性を考えるとリスクが多すぎる。
しかし、面堂の新芸「バケツをかぶります」「服をかぶります」は面白すぎる。
しのぶの机投げが男だけを選別して教室の隅に押しやるなど、当初は質が高かった芸も、どんどん質が低下しグダグダ感が出てくるのも面白い。あたるの父さんの「新聞を読みます」の電車のつり革に掴まる芸の細かさ、「しつこく読みます」の意外性、これも面白かった。

かくて宴はエスカレート。校長先生も初めて常人ならざる様を披露するし、各人各様の芸が面白い。
机投げしのぶなどの作画が怖い崩れ方をするのがマイナスか。
絵コンテ・高橋資祐、作画監督・林隆文とくれば、内容が面白いのに絵がひどいというのも納得。

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