« Web拍手お返事 | トップページ | 表現方法は色々 »

2008年5月19日 (月)

コミケスタッフが教える行列必勝法

普通日記じゃスタッフであること隠すんだけど、既にばらしちゃってるので今更であります。
一応断っておくと、当ブログの全ての記述はスタッフ経験がある一個人がその経験から私的な発言するだけなので、あらゆる即売会の運営団体とは一切関係ありません。
一度やってみたかったあざといタイトルつけてみました。
リンクにこんな文字あったら思わず踏んじゃうでしょ?(笑)
はい、前置き終わり。

長年一般入場の行列観察なんぞをやっていると、列に並んだときに効率よく動く方法なんてのが見えてくる。
色々仮説を持っていたのだけど、今回実践に移す機会を得た。その中から効果があった物を。

1.最後尾は空いているところに並ぶ
当たり前のようだけど、これが結構できない。
横幅は決まっているけど横に並ぶ人数は決まっていない(通路幅一杯に並べている場合など)というケースの場合、最後尾の出っ張っている所に並んじゃったりする。結局スタッフがこっちにもどうぞーなんて整理したりする。

2.みんなの視線の逆を行く
会場の中の様子が見える、エキシビジョンがある、こんな時列に並んでいる人の顔が同じ方向を向くことが多い。
そんなとき人は視線の方向に気を取られて渋滞したり、視線の方向に足が向いて押し合いになっていたりする。
視線の向いている方向の逆の方に注意してみよう。人口密度が空いていたり(=列のすすみが早い可能性が高い)、列がそこだけ動いていたりすることがある。

3.曲がり角は外側を攻める
曲がり角の時、カーブの内側は渋滞するので不利なことが多い。
よく観察していると、カーブの箇所で列が全体的に内側に寄ろうと動いているのが分かる。このため内側は足踏み状態になる。
列が止まっているようでも外側は動いているというケースすらある。
経験上、カーブがボトルネックになるのは自然と全体が内側に寄って列幅が自然と狭くなるから。

4.列の最も外側に並ぶ
スタッフが列整理を行っている最も外側に並ぶ。この先で列の幅を広げている場合有利になる。特にスタッフが1人ずつ声かけて幅を広げる場合に動ける。

5.人だかりは気にしない
わざわざ渋滞にはまりに行く結果を生むことが多い。何故人だかりになっているかを考える。
見たい物がある場合と単に渋滞している2ケースが多いが、前者の場合でも結果的に渋滞している事に気づくはず。
原因を確かめようと首突っ込んではいけません。確認できた時点で相当なタイムロスです。

6.前の人は抜かない
マナー違反であるだけでなく、列を崩壊させて結局自分に不利な状況を生み出してしまう。
列幅が決まっている場合や、綺麗な列になっているとき、横方向にはみ出して人を追い抜くと途端に崩壊する。崩壊すると後ろの人が走り出して追い抜かれる。


これらを実践した結果、300人ごぼう抜きで一気に先頭集団でした。
会場の中を見ながら横の通路を歩くと複数の入り口が設けられている形式だったのです。
当然みんな最初の入口に殺到して細い入口は大渋滞。太い列だったので会場の反対側はガラガラ。前の人についていってどんどん追い抜き、奥の入口へ。
ここでも入口周辺は完全に詰まっており、子連れの老人が我が物顔で割り込みする等の傍若無人な様を見せますが、気にせず曲がり角の外側の柵(=列の外側)に移動します。
すると、あまりの混雑に見かねたスタッフが更に奥のドアへ列の引き抜きをはじめました。
スタッフに誘導されたドアから入ると、中は最も混雑が予想されるブースの目の前。
後ろを振り返ると、渋滞をくぐり抜けた人が隘路となった細いドアから次々群れをなしてやってくるところでした。

…これを実験したのは大規模観光イベントに親を案内したときです。良い孝行になりました。
走ったり無理な追い越しをしなくても、最後尾の並び位置とスタッフの誘導に従っただけでこうなるのです。

|

« Web拍手お返事 | トップページ | 表現方法は色々 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141021/41260246

この記事へのトラックバック一覧です: コミケスタッフが教える行列必勝法:

« Web拍手お返事 | トップページ | 表現方法は色々 »