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2008年1月6日 - 2008年1月12日

2008年1月12日 (土)

第201話 くちづけ宅急便!ダーリン初めてのヤキモチ!

第201話 くちづけ宅急便!ダーリン初めてのヤキモチ!

ぴぐも君の話。

宅急便がやってくると中身はカエル。送り状には「なまもの」と書いてある、食べ物だったらお裾分けとラムちゃんは言うのですが、これって「せいぶつ」と「なまもの」が同じ「生物」という漢字なのだ…というギャグだと思うんですが、宇宙宅急便で漢字なの?
で、出てきたカエルをラムちゃん一度捨てちゃう。小動物には優しくても可愛くなければ投げ捨てるラムちゃん。
そういや、回想シーンでも自らの大きさの半分はあろうかという巨石を持ち上げて潰そうとしてましたよね。うーん怪力。
さて、正体がぴぐも君とわかり、キスすれば元に戻ると分かった後、ラムちゃんはあたるの顔を見ようとあたるの周りを飛び回ります。
「うちどうしよーかなー、ダーリーン」と言う時の優しい顔。止めてくれと言って欲しいのがよくわかる可愛いシーンですがあたるも意地。あっちむいてホイして茶化し、フン!とそっぽを向きます。
ラムちゃんは徹底的に妬かせようと「恥ずかしくって人前でキスなんかできないっちゃ」と言って教室を出る。
この顔!この挑戦的な顔!
ラムちゃん恐ろしいですね。駆け引きが出来る子ですね。うちだったら嫉妬に狂うもんなぁー。
正直言ってこのシーン、ラムちゃんの蠱惑的な表情に(良い意味で)ぞっとしたんですが、同時に腹立たしさも覚えました。なんだこの感情。あ、嫉妬に狂ってるのか。
メガネが手を握りしめてそのまま流血するのも頷けます。

そしてあたるはいきなり「ラムが他の男とキスするなら俺にも当然権利があるはず!」と叫ぶ。
ここで怒ったラムちゃん「うち、ぜったいキスするっちゃ!」と言って出て行ってしまう。
ラムちゃん相変わらずの瞬間湯沸かし器で意地っ張りなところ、最終回を見るようです。
駆け引き上手いようで、このへんの瞬間湯沸かし器であるが故に下手。しかも往々にして引くに引けなくなる。
ラムちゃんならずとも、ここはあたるに素直な表現で嫉妬して欲しいところ。
「情けないっちゃ」とがっくりくるのも当然です。
この情けないってのは、あたるの振る舞いが見苦しいのみならず、素直に嫉妬してももらえないというのに対して落ち込んでいるんでしょうね。だからその後のぴぐも君の台詞も馬耳東風と聞き流してしまうのも当然でしょう。
その後のシーン、窓辺に逆光で座るラムちゃんとあたるの別れの想像のシーンを考えるわけですが、これ見るとラムちゃん義理堅いですね。こういうラムちゃんを待ってました!と言いたいところ。
それだけに、一度はラムー!と叫んでラムちゃんを捜しているものの、足音で弁天さまー!と反射的に突っ込んでいってしまうあたるを見て怒りと悔しさが混じった感情を抱くのも無理なしです。
雌ガエルと口吻を交わせというシーンでは、あたるの駄々のコネ方と直後の親衛隊4人組の迫り方の対比が面白い。
あたるは走って逃げ出すわけですが、ぴぐも君がキスしてけろーとラムちゃんに飛び込んでいったら猛ダッシュでやってきてたたき落とす。
偉い!

ま、ここまでやってもらえればラムちゃんも満足でしょう。ぴぐも君無視してあたるに飛び込んでいって、猫のようにじゃれて、その時のドタバタで誰かぴぐも君踏みつぶしてくれないかな(黒いなー)

あたるが終始シリアスならば、相手のサイズに寄らず口づけは口づけと非難してそれこそ別れの想像のように展開してもおかしくないんですが、あたるが終始この状態だからこそ、「俺にも権利がー」と叫んでドタバタで終わり、次週以降に後を引かないあっさりした、その場限りの話になるんですね。
その場限りのサッパリした関係、そして知らず知らずのうちにサッパリしたはずの様々な感情が累積していってうる星の人間関係の根幹を作っていく。長期連載ならではですねぇ。

ちなみに、タイトルのダーリン初めてのヤキモチってのは違うと思います。嫉妬なら以前にもしてるもんね。そしてラムちゃんは原作では春眠に酔わせられたときに面堂に唇を奪われてます。
あの時も嫌だったけど、今回もやっぱり嫌。かえるだとか、サイズだとかによらず、ラムちゃんがキスしちゃうのがね…
ちょっと今作では最初からあたるが「俺にも権利が」と騒ぎすぎ、ちっとも嫉妬していないように見えてしまい、やや不満が残る出来ではありますが、好みの作画がフォローしてくれた気がします。あたるより視聴者の方がメガネ並によっぽど嫉妬…

作画面では中島敦子に目が向きますが、「恥ずかしくって人前でキスなんかできないっちゃ」のシーンの原画家も気になります。髪の毛ぼっさりってかんじがまたいいんだ。
今回のスタッフロールは、他に門脇孝一、浜田勝、じゃんぐるじむ、どの人なんでしょう。

それにしても、あたるは足音でサクラさんとかしのぶとか弁天さまとかわかるんだもん、変態だよなぁー。
何度も同じネタで引っ張るのはさすがにゲップがでましたけど。

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2008年1月11日 (金)

第200話 星に願いを!あたる一家は欲望パニック

第200話 星に願いを!あたる一家は欲望パニック

願い星の回。

原作通りの展開にオリジナル要素を加えて30分枠にした作品。
名作の誉れ高き…と言うほど皆が名作と呼ぶわけでもないんですが、総じて平均点は高いと思います。
傑作という表現もちょっと違う気がする。名作に限りなく近い佳作、と呼べば良いんでしょうか。
ともあれ、うちはこの話かなり好きです。感動の名作って表現は似合わないけど、見た後ちょっと心が温かくなる素敵な作品です。
今作、絵が特別秀逸で可愛いというわけでもないんですが、脚本が良い。
ありがとう柳川脚本。
そして絵柄の好みを補ってあまりあるほど原画家さんが頑張って動かしているシーンが効果的に使われていて良いです。原画は下請けに外注したりしている時期なのよね。

冒頭はあたるの父さんが会社で課長にやりこめられるところから。
社内見積もりを出してぜんぶだめといわれるんですが、この時の社内見積もり内訳から、あたるの父さんが部品課に勤務していることが分かります。
日出部支店 社内見積内訳 TOTO IZUSU 85年度 上期棚卸し  部品課 ○に諸の印
その他の細かい所は阿部死とか、南斗とか 尾阿田田田 とか、遊びまくりなので放っておくとして、部品課だったんですね。ってことは何かしらの製造メーカーですね。
しかも、棚卸しなのに我が社の利益を考慮していないと課長に怒鳴られる。理不尽ですねー。
当の課長は部下をいびってストレス発散させている人だ、と同僚が父さんを慰めているようだからどうしょうもない人物なのでしょう。その証拠に露骨に部長におべっかつかってるし。父さんも大変だなぁー。こーいう上司の下で働く部下は大変です。

そしてあたるの父さんは100円しか持たされておらず食事に窮する次第。
車にはねられて見る夢は願望が如実に表れてますねぇ。そして病室で火を噴くジャリテンとか、もう最低。
こりゃ布団の中で泣きたくもなるよねぇ。父さん可哀想です。これはジャリテンがあたるを徴発するところに端を発するので、完全にジャリテンが悪いと思います。
ラムちゃんも「病院で騒ぐなんて非常識」と言った口の根が乾かぬうちに看護婦さんにモーションかけるあたるに電撃。足にかみつきまくりです。これはあたるもわるいやね。
この伏線張っていて、願い星到来ですよ。願い星を怪しがって帰そうとしたところを、家をこんなにして帰るなんてと得体の知れない生物を引き留めるあたりに家長としての自覚と自負を抱いているのが分かります。アニメ初期ではそれなりに指揮采配の能力を見せた父さん、次第に威厳が低下し良いところを見せる機会ががくんと減ったんですよねぇ。

短冊をあたるが作るところでは目が錯乱坊の目に変わったり、「うちもやろっと」としれっと言うところ(このラムちゃんの声いい!)、あたるが新体操のようにスタンと立ったり、ラムちゃんが飛ばされたジャリテンを捉まえに行くところでラムちゃんを後ろから描くところとか、作画や声、動かし方などが非常に良いシーンです。楽しんで描いているってのがよく分かる。原画家さんありがとう。

父さんが「金を願うというのも、何か違う」と考えて、金持ちで美人の妻と良い娘を得たという世界を捨て、母さんとの慎ましやかながら幸せな老後を示唆するシーンである駅に立っている、これいいですね。
駅のホームで時刻表も真っ白、時計も針が落ちていて列車が来るのが分からない。駅が荒廃しているところに2人、でもようやく落ち着いた環境を手に入れることが出来たってのも示唆的ですね。

結局原作通りに3つの願いは全部無駄になり、得をしたのは錯乱坊が焼きそばを食っただけ、何も残らないのですね。ビールは全滅、結局完徹、窓ガラス1枚損傷。
何も売るところがなかった原作と同じ描写で終わるのだ…と思ったら、最後の最後で違った。
ポケットの500円に、家族が絆を取り戻したのだ、という描写を見て取ることが出来ます。

そして、最後は駅のホームの端っこに立っている。夢に見たシーンでもホームの端でしたね。
さいごに無粋な突っ込みをするとすれば、演出の問題なんでしょうがあたるの父さんの頭上は屋根がありません。
…ってことは、普通は下りホームになっちゃうんですよね。ホームの端から線路に降りられるのも今ではなくなりました。ああ昭和は彼方なり。

…世の父さん、頑張れ。

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かぶにっき

これがまたオイシイんですよ、かぶ。
あ、株じゃなくて蕪の方です。ありがとう浅漬けのもと。

美味いと言えば、友人から正月の旅行土産と称して塩羊羹をもらいましたが、この僅かに甘い感じと小豆の風味が美味でたまりません。
金粉入りのお茶と一緒にいただき、金だけ回収できないかなとか思いつつごちそーさまでした。

そーいや、今年はまだ旅行してません。18きっぷシーズンも終わり、寂しい今日この頃です。
遠くへ行きたいなぁ。単純に旅行したいって意味で。

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2008年新年会

昨日は新年会でした。

飲んで食ってカラオケ行って、うーんHyperJOYよりDAMの方が歌いたい曲が入っているなぁとうなり、一人だけうる星の滅多に歌わない曲(完結編EDとか、Good Luck ~永遠より愛を込めてとか)を歌ってきました。

今回の教訓としては、快傑ズバット歌っちゃうとその後喉が続かないので後先考えようというところでしょうか。
炎の転校生並に最後に歌う歌としてとっておこうか。

…そんなこんなで結局また終電だよー。

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第199話 お魚つかみどり!浜茶屋のイケナイ商売

第199話 お魚つかみどり!浜茶屋のイケナイ商売

竜之介親子が山ごもり+勝浦さんのお話。

老獪な校長先生の奸計にハマリ、クラスメート全員をリゾートに招待する羽目になった面堂。
ちょっとこのへん脚本が甘いですね。面堂はラムちゃんとしのぶだけを誘うことはしません。
ラムさんと二人きり、と狙っておいて、ラムちゃんが「ダーリンも一緒に行くっちゃ、あたるはしのぶを誘い、しのぶは面堂さんとラムを二人きりにはさせないわ、と参加…って図式だろう?
ラムちゃんは面堂に誘われたらすかさずあたるに話して一緒に行こうって言うよね。おかしいよなー、って所からスタートです。

この、Aパートの山ごもり(松の内は休むよ!の話)の舞台を秋の海岸に置き換えたところから始まるんだけど、はっきりいって原作を無駄に食いつぶしているだけで駄作。作画も修正入っていないんじゃないかって感じの凡庸な出来で今回もつまらないのかぁーとがっかりしてました。

…が、Bパート中盤以降からが凄かった。原画が好みの絵柄になり、作画面でまず大喜び。
勝浦さんと一緒にお魚つかみ取りのあたりからが良い。
竜之介の父は盗品で商売しようとしていたんですね。ひどいなぁー。人の飯盗み食いはするけど、こんな悪辣なキャラだったのか!ぶっかき氷で詐欺商法をしていただけはあります。
ラムちゃんの電気踊り食いとかも原作通り、快活な感じで良かったですね。そして周囲の感電を全然気にしていない(気づいてない?)ってのもラムちゃんらしい。ドキドキサマーデートの反省が一切ないです。

ラストは竜之介が呆れて終わり。そりゃ盗品だからお持ち帰りをするわけに行かないもんね。
哀れなのはそこの支配人。竜之介のオヤジのせいで処分確定ですよこれ。かわいそー。

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2008年1月10日 (木)

第198話 しつこいっちゃ!三人娘の動物大作戦!!

第198話 しつこいっちゃ!三人娘の動物大作戦!!

与太郎+電食ウナギの回。

久々に来た!林作監!嬉しくねぇー!ちょこっとだけしゅがあがやたらと可愛くなるコマがありますが…
原画家の配分ミスってるとしか思えません。3人組可愛くしてどうするんだよぅ。
全体的なノリもなんだかうる星らしくないよーな。
ドタバタではあるんですが、ただ縦横無尽に追いかけているだけ。セルを横に動かしているようなコマばかりで演出の妙がないんですね。

惑星中学現役スケ番三人組の奸智に長けてそうでアホ丸出しの戦略会議からスタート。
毎回言っていることはもっともらしい切り口から始まるんですが、ずさんな実施計画に挫折の色が濃厚に滲みます。
で、弁天さまの所にタコ連れていって、落書きし終わったところで鉢合わせ。
弁天さまは優しい!タンコブ2・3発+墨で真っ黒くらいで帰しちゃうんだもの。あたるなんか背中なでただけで地面にめり込むほど頭踏みつけられたりブルーインパルスにされてるというに!
後にラムちゃんは包帯ぐるぐる巻きの状態(どうみても骨折)まで追い込んでいるんですよ!それなのに!
弁天さまは身体に実害無かったから余裕ですねぇー。

さて、そんな三人組が地球にやってきますと、友引高校は写生大会をやっている。
与太郎はなんだか原作よりもやや精悍そうな気がしますなぁ。
そしてラムちゃんは与太郎が酷い絵にムッとした途端「うちが描いてあげたんだっちゃ」と語尾にハートマーク付きの可愛さ。
原作でも自分が可愛いってのを自覚しているんだけど(強いなー)、それをここまで武器にするか!
反面、与太郎は実は自分が顔がままならないと自覚しているんですな。じゃなきゃ、ありのままのアホ顔見て怒ったりしないし、自分に自信があるナルシストだったら「絵を描いている奴が下手なのだ」と思って、怒って絵を踏みつけたりはしないはず。
図らずもこのシーン、美人の自覚がある美人VS不細工の自覚がある不細工の戦いなのですね。で、美人が勝つ(笑)
相変わらずラムちゃんは絵が下手なんですが、ドラキュラの時に画力があるとあたるをもって言わせしめただけあって特徴を的確に捉えています。ラストの集団で描いた絵より上手いと思う。
どうもラムちゃんは写実主義じゃなくて似顔絵描きなんじゃないかと思うわけですね。だとすればこれは芸風であり、上手いんですよ。

うなぎは原作ではラムちゃん表情豊かに「怒ったラムちゃんの怖さ」をしっかりと描いていましたが、アニメでは別段見るべき表情もなかったよーな。「このガキ」とか、初期ラムのような言葉遣いの悪さにちょっとガックリです。
なんていうかな、笑いを取る間とか、タメの存在を感じさせない。ただ動画を垂れ流している感じなんですよね。
これは作監の問題ではなく絵コンテの問題なのかも知れませんけど、料理次第で面白くなりそうなネタを無駄に食いつぶしている感じ。
スタッフが楽しんで描いている時って原画にパワーがあったし、凡庸なシーンのはずであるカットですら面白くなってたのに。
これじゃ視聴率落ちてもしょうがないなというのが今作でした。ここ数回パワーがあっただけに残念。

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2008年1月 8日 (火)

第197話 花嫁がほしい!!キツネの恋の大冒険!!

第197話 花嫁がほしい!!キツネの恋の大冒険!!

土星貧乏の回。あ、わからない?こんなこともあろうかと花魁の下に別の服着込んでいる回です。

今作、冒頭はしのぶのある1日の描写からスタート。
喫茶店に行って水出し珈琲を注文。なんと注文を受けてから作り出す。日が暮れちゃうぞ。
この喫茶店のマスターとのやりとりは絶品ですね。しのぶがマフラーを編んでいるところを見ての会話とかはしのぶの少女趣味が爆発していて正統派ヒロインらしさを存分にPRしてくれます。
しまい忘れの風鈴で去りゆく夏を表現するなど、センスが良いですね。やまざきうる星らしい日常描写です。巧みだ。
やまざきうる星にはやまざきうる星の良さがあるなー。
原作には原作、押井には押井、やまざきにはやまざき、それぞれのうる星の世界観があって、それぞれ独立していると言っていいほど違っているんだけど、どれもうる星と呼べるほどうる星って幅広いんだなって受け止め方をすると、どれ食べても美味しいから幸せになれますね。1作品で3つの味が楽しめるなんてなんて幸せなんだろうと。

しのぶはきつねに手紙を書き、宛先をキツネの里にして出してしまう(笑)
しかもそれがきつねのいるところまで届いちゃうんだから凄い。一体どういう住所で出したのやら(笑)

総番にめげずに登校すると、学校では仮装大会。ゴジラがいろんなシーンで登場しているのはともかくとして、女子生徒の更衣風景では何故かかぶり物が大流行。ぴぐもんを着てたりとか…
着ぐるみは普通男がやるものだろと思うんですが、友引高校では女の子も着ぐるみ大好きなのね、結構結構。
ちなみに大魔神マニアとしては3回出てくるところまで確認しました。
しかも、3回とも違う着ぐるみ。1回目は着ぐるみサイズ、2回目は頭部のみのどでかいハリボテ、3回目はなんとラムちゃんのカバン持ちロボのコスプレです。マニアックな…

ラムちゃんの花魁姿はいろんな意味で圧巻。
あたるは徹夜で作ったと言うし(たとえ浮気のためだとしても凄い!重い衣装は他にもあるわけで、やっぱりある種の愛情がこもっているに違いない!)、ラムちゃんは大喜びして一日着てるとか言うし、一瞬だけこれは熱い!とか思わせておいて、あたるはガールハントに走るわラムちゃんは下に着込んでるわ…
このギャグマンガ故の相互不信ってのは、最終回まで影を落としたままついて回ってるんじゃないかと思いますなぁ。
根底に相互不信というか、お互い相手の気持ちを把握しているようで把握し切れていない。
…すなわちラムちゃんは口先では信じるとか言いながら、あたるの本心(結局はラムちゃんを選ぶと言うところ)は全然分かってないで不安を感じているし、あたるはラムちゃんがどっか行ってしまうかも知れないという漠然とした不安を無自覚な意識として抱いているところは原作最終回までついて回ってるような気がするのですよ。
大筋においてはお互い了解しているんだけど、身を預けられないようなところがあるっていう、告白していないが故の不安定さ。
原作では足かけ9年、あれだけ一緒にどたばたやってきて二人のあり方について学んできたようで実は学んでいなかったという意地っ張りな最終回に至るまでの、行きつ戻りつの揺れ動くヤジロベエのような関係を象徴しているような描写だ…というと言い過ぎなのは分かっているんですが、いまひとつあたるの言動は信用ならんという信頼性の希薄さは今作においてもしっかり描かれているというのは間違っていないんではないかと思います。

しのぶはウエディングドレスを着せられ、竜ちゃんと一緒に鎖でつながれてます。
竜之介の父は仏壇の真砂子の写真に手を合わせて報告…写真がちゃんと紛う方無き母の写真!遊園地のヒーローショーの時の写真です。芸細かいなぁー。

そしてきつねはしのぶを見て失望し…あれ、ため息ついて校長が白無垢になりません。
なんと、しのぶがきつねにマフラーを送ってエンディングになります。やまざきうる星らしくどこまでも優しい作品です。

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ProjectBLUE 地球SOS

「ProjectBLUE 地球SOS」偶然にも第一話見ました。 ありがとう人工衛星。これからも受信料払いますぜNHK!

盛り上がりに欠ける演出なんだけど、小松崎繁の原作に忠実な背景が出てくる度に胸が躍ってしまいます。
あの少年誌を飾ったプロペラ駆動の超高速モノレールとかが出てくるとこれは見なくてはと思ってしまいます。

少年誌の空想科学冒険奇譚(年端もいかない天才少年が大人達に混じって地球の危機を救っちゃうぞ!)を淡々と描いているので、白けて見ちゃうとツッコミ処満載なんだけど、当時の子供になったつもりで見てみたいと思います。

超高速リニアの名前が「ライデン号」、それを撮影する新聞記者は帽子をかぶってクラシックなカメラをぶら下げ、大富豪の御曹司が耳を傾けるのはラジオ。
この当時描かれた未来絵図をハイセンスなところで融合させているセンスはいいな。
万歳美術設定。

ここ1年、今まですっかり離れていた現在OA中のアニメを見るようになったなぁ。なにがあったんだか。
単純に萌え系作品が苦手なだけなんだろうな。

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2008年1月 7日 (月)

第196話 大波乱!竜之介が始めて水着を着る時!!

第196話 大波乱!竜之介が始めて水着を着る時!!

か、奸知って何だ、の回。

今作作画がやたらと綺麗。そしてモブシーンがやったらめったら豪華。
決闘場のモブは異常です。弁天さまやジャリテンのお母はんみたいに宇宙の人がいるのはともかく、望ちゃん、ことりちゃん、冬の精までいる(笑)
ジャリテンは当然ことりちゃんの所にいるんですが…あれ、お母はんの所に行かなくて良いのか!?(笑)

今作嬉しいことに弁天さまがおいしいところに登場。土器手作監の弁天さまですよ!これはキャプチャーして壁紙にするしかないというくらいに嬉しい。

弁天さまは竜之介の元に遊びに来て、「子供を憎んでいる親はいねぇ」って言うんだけど、格好良いなぁー。

隠してあった手紙を読んで、竜ちゃんは母ちゃんが死んでおり、男として育てられた事情を知ります。
この手紙を読んで回想シーンになるところの子供の頃の竜ちゃん
以来親父の面倒をかいがいしくみるくだりは、竜之介という人物が本来実に好人物であり、荒んだ家庭であるが故に行動が荒んで見える事が多いという事をよく分からせてくれます。

…で、それが親父の奸計だと気づき、対決を決める竜之介。このシーンの弁天さま、格好良い~!
なんだか今作、やけに弁天さまが竜ちゃんを見守ってるじゃないですか。
世間で言うところの腐女子脳だったらこれで一作話が出来ちゃうんじゃないかと言うくらいに仲がよいですね。
ああ羨ましいなぁ。おはようからおやすみまで暮らしを見つめてもらえたらきっと幸せですよ。
会話の様子といい、ちょっとライバル、でも親友って感じがプンプンしてるじゃないですか。冒頭の賭けるシーンで当然竜之介と指名するところもね。あいつの強さを知ってるのはあたいだけだって空気が見え隠れするじゃないですか。

か、奸知ってなんだ、が削られているのが実に惜しい。
この作品はこの一語と、辞書から丸写しの説明をあたるが真顔でこそっとするところに妙味があるのに!

決闘シーンでは原作と大きく違う過剰演出の巌流島。
…了子が絡むとラムちゃんの出番が少ないというジンクスも手伝ってか、どーも鼻につきます。
原作のうる星的日常の中で対決ってのが、了子がお膳立てした世界、すなわち了子の手のひらの上ってのがちょっと癪なのね。
でも、弁天さまが登場するのでその辺チャラ(笑)ありがとう、うちの脳天気なノーミソ!

ラストはいつもの戦いに戻ったのを了子が「ネバーエンディング」と総括。
これで興ざめしちゃったのでやっぱり了子が絡むと評価微妙だなぁー。
何故って?あんなに可愛いのにラムちゃんの出番が…

…結局弁天さまは壁紙にしちゃった。てへ。

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お絵かき掲示板一般開放

CARAT5つの味のお絵かき掲示板「交換○日記」は従来管理人限定でしか絵が描けなかったんですが、1月に入ってからこっそり一般開放してました。
サイトの「はじめに」の説明文しか変えていなかったという隠蔽体質。

で、今日ジャリテンのお母さんが一番乗りを果たしてくれたので当日記でもお知らせです。

交換○日記は1月からみんなの絵を交換する場所になりました。
というわけで、誰でも描けるんで気が向いたら落書きに来てください。
なにせ自分自身がお絵かき掲示板元来苦手で全然描かないもんですから(うわぁ)

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2008年1月 6日 (日)

第195話 幸福押し売り!ピントはずれの青い鳥!!

第195話 幸福押し売り!ピントはずれの青い鳥!!

冒頭はガールハント中に雨が降ってきて、歯の浮くような台詞で女性に迫るあたるから。
あとちょっとラムちゃんの到着が遅かったら勢いでキスまでもつれ込んでいたような気がします。
歯の浮く台詞だけど、あたるもなかなか上手くなったなぁと(笑)
ラムちゃんにそのままズルズル引きずられていくのはいつものパターンですが、まぁよくも片手で引っ張れるもんだ。

翌朝、あたるの大切な住所と電話番号のメモ帳が洗濯機で洗われてしまいます。
メモ帳はボロボロの哀れな亡骸に。あたるの母さんはそれをあっはっはと一笑に付す。
「哀れな亡骸に対してあっはっはですますつもりなのか」とあたるが怒れば、
母さんは学校へ行けと言い「授業料を哀れな亡骸にするつもりなの!」と迫る。
うまいなー、これ家族の会話だ。

この直後の、あたるが一生懸命に住所と電話番号を思い出しているときのラムちゃんの顔は可愛いなぁ。
作監修正入っているけど、原画がいいんだねこれ。

さて、青い鳥が地球にやってきて、ラムちゃんに「お前の望みはダーリンけぇ」と迫る。
ラムちゃんは反射的に幸福光線を電撃で迎撃。
…電撃で迎撃できるなんて、光線じゃないだろコレ。
ともあれ恐ろしい幸福光線。ラムちゃんが校内放送で注意を呼びかけるも一向に効果なし。
4人組に至ってはラムさんが言うからには何かあるのだろうと言っておきながら犠牲になったパーマの嘘に引っかかるていたらく。情けないぞ。

軒並み女の子にしてしまい、あまつさえ温泉マークをおばさんに変えてそのお尻をなでる。
美人以外には目もくれないあたるなのに、なにこれ。
女性陣レギュラーは男になってしまい混沌の極み。
さすがに錯乱坊がおかっぱになったときは怒ってたけど、終子ちゃんの瞳を見て目がハートマークになるあたるの節操の無さ。
「いやー、けだものー!」と叫ぶ面堂。ホント、ケダモノですね。
住所と電話番号って、あたる知ってるだろうに。


なんだか作画が安定しません。
原画家によって嬉しかったり、可愛いようでどこか足りなかったり。
澤田作監の絵柄が可愛いと言うにはちょっとぎこちない絵柄なんですね。杓子定規な顔ばかりというか。
それでも、幸福光線と対決するラムちゃんとかの演出は格好良い。

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第194話 ひさびさ登場!火消しの母に悩みあり!!

友人を家に招いていたので翌日更新になりました。
最近こんなのばっかりだー。

第194話 ひさびさ登場!火消しの母に悩みあり!!

カーネーションを贈る話。

ジャリテンのお母はんが現場で活躍するところの描写が冒頭に。
おや、この惑星は地球型の発展を遂げているようですねー。いままでうる星に出てくる星って、一応独自の進化をしたような構造物で成立していたようですが…

ラムちゃんはお母はんとの会話の中でテンちゃんの監督をしているから大丈夫と説明します。
ことあるごとにテンちゃんはうちが教育しているから大丈夫、と考えているのだから、あたるとの喧嘩で周囲に如何に迷惑かけてもおかまいなしであるところなどの非行ぶりはどう映ってるんですかね。一概にあたるを責められるものじゃないのは学校で男子生徒全員を敵に回しているところからよく分かるはずですが…女性との前で良い子ぶるところを見抜けないのだとしたら、やはりあたるが後述するように視力が落ちていると言わざるを得ません。

あたるとの戦いで火炎放射をしようとした矢先にラムちゃんが「おかあさまがくる」と言った途端、良い子ぶって作文を読み上げるような口調になったり、再度火炎放射しようとしたところで本当にお母はんがやってきてしまい、火炎を飲み込んで口から煙が出る「息が黒いで」は原作でも面白い台詞ですが、ちゃんと再現されています。

話の膨らませ方もうまい。オリジナル要素を加えて別物にするんではなく、オリジナル要素を原作に付加して1シーンの時間を延ばしている感じ。
ばくちでスッテンテンになった男にカーネーションをあげて、それを回収しようとするくだりなんかは良かった。
あれは俺を真人間にさせようとした神様がくだすったにちげぇねぇという話になって、寝たきりだったおっかぁが立てるようになったりしてあれは神様だと騒ぐ。
最後はぼけやのお姉さん(この人がまた、花に茶を差し出したりするなどすさまじい)にカーネーションをもらったものの、間に合わなかったという原作通りのラスト。
あ、いや、間に合わなかったのであたるがフライパンで吹っ飛ばしてお母はんの元に飛んでくるという話。
あたるコントロールも抜群&どれほどの初速で打ち出しているのやら。
ジャリテンは骨の構造が地球人と違うんだろうな…って、いやそんな無粋な解析はいらないんだってば。

河南作監なので安定しています。良い作品です。

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