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2011年6月12日 - 2011年6月18日

2011年6月13日 (月)

千秋はなれ月例会「鯛」

先月は築地・千秋はなれの月例会に参加してきました。
はしもとみつお先生の原画を見ながら料理を食べるというコンセプト、果たして今回の魚は何か…と、当日の発表を心待ちにしながら「はなれ」へ。
今回のメインは「鯛」でした。
今まで、鯛というと味のない刺身しか食べたことがありません。それでいて固い。そんな思い出ばかりです。

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しかし、最初に出された鯛の刺身で、鯛への印象は大きく変わりました。
真鯛、石鯛、赤甘鯛、フエフキ鯛と、鯛の刺身の食べ比べ。鯛科の魚と種類は違うけど鯛の名前が付いた魚(あやかり鯛)も並びます。
最初に真鯛を口に運ぶと、これが甘い。ほんのりとした上品な甘さが口いっぱいに広がり幸せな気持ちになるのです。
この味を記憶して次は石鯛へ。ふむふむ、ほうほう、確かに違いますな!こればかりは食べてみないと分からないので、これ以上の稚拙な描写は控えますが、これまた美味い。どれもこれも美味いのですが、最終的に真鯛が一番好きという結論に。
今回のマグロは本マグロ!ああー、美味い。赤身が、トロが!と感動にむせびながら食します。だがしかし、昨日までの私とは違う!鯛の旨さを知ったのだから!と再び鯛に箸をのばして食べ比べ。幸せ~。

普段は一口食べてはその味わいに溜息をついて周囲の人と顔を見合わせるのですが、今回ははしもと先生の原画が次々と回ってきます。プロの原画という目の御馳走を前にのんびりしている暇なんぞありません。てっきり汚損防止に額装されてくるのかと思いきや、クリアファイルに入った1話分の原稿がとっかえひっかえ回ってきます。これには驚いた!
今までもプロが絵を描くところは見てきましたし、ガラスケース越しや額装の原稿は見てきました。しかし、1話分をまるまる見ることは今までありません。そこに描かれている魚をこうやって目の前で食べるというのは最初で最後でしょう。描かれた料理も実に美味しそう。
技巧的な面にも釘付けで、なめるように見てました。
自分がデジタルペン入れに移行しちゃってるだけに、紙とインクの良さを改めて実感しました。


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さて、続いては甘鯛の塩焼き。旨味成分がぐっと濃縮されてますが、そこは鯛、薄味です。じわりと舌の上に滲む味を堪能する感じです。普段調味料に慣れ親しんでしまった舌を生き返らせる感じで味を探る。すると、香気と共に口中に幸福感が満たされる事に気づく。そんな魚なのです。

お次はサザエ、トゲのあるものと無いものを食べ比べ。こちらは私の舌では違いがよく分かりませんでした。うーむ、やはり舌が鈍ってるのかしら。無論、これも美味であります。

次は鯛のかぶと蒸し。皆で「カブトムシ」と発音しては笑っていましたが「兜蒸し」でございます。
小川さんに骨が多いよと注意されましたが、確かに骨だらけ!これでもかこれでもかと骨が出てくるのですが、滋養を感じさせる味に思わず手羽先を食べているみたいにむしゃぶりついてしまいます。いやー、鯛っていいダシも出るんですねぇ。

そして鯛飯!今回もお腹パンパンになっていて、もう満腹状態でしたが「これは別腹」とおかわりしたくなる程の旨さ。とはいえ、かろうじて残る理性で、いやいやこれ以上詰め込んではならぬと思いとどまります。こうやって記憶を辿っているだけでまた食べたくなってくる。
この日、同じテーブルを囲んだtwitter仲間が千秋で食事すると他の店で食べられなくなるといった旨の話をしていましたが、本当にその通りだと思います。
今回もぽってりと大きく張り出したお腹をさすりながら仕上げの甘味。今回は鯛焼きのような形のお菓子でした。最後まで徹底してますね。
帰り際に、翌日参加の文姉さんにヨメを紹介してから帰途へ。ヨメを紹介する言葉が出てこず、ヨメは一言「ヨメです!」
いやはや、緊張すると何も言えないもんですね。

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