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2013年8月 1日 (木)

大井川鐵道全線乗車

大井川鐵道全線乗車してきました。

18きっぷの時は静岡ともなると次第に疲れが出てくるところ。熱海で浜松行を拾えたときはともかく、静岡止まりとなった暁にはこの先座れないなぁと覚悟する場所でした。
今回は新幹線で静岡まで出て、静岡から東海道本線で金谷へ向かいます。が、やってきたのは島田止まり。座れるからと乗ったら、島田で階段を渡っての乗り換えとなってしまいました。
金谷では下車した乗客が次々と大井川鉄道へ。
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2両の元ビスタカーはどこのボックスもお客で埋まりました。ここで乗るのはSL始発駅である隣の新金谷まで。いったん下車してあらかじめ予約したSLの指定席急行券を発券してもらわなければなりません。
ところが、発券場所は駅を出て道路の向こうの建物。しかも列が出来ています。
発車に間に合うんだろうかと思っていたら乗り換え時間を使い潰し、席についたらすぐ出発というギリギリさ加減でした。そんな中でもホームはSLを撮る観光客が右往左往しており、乗降の障害になっていたんだからなんともはや。常にこれぐらい混んでいてくれれば大井川鉄道の経営も盤石なんですがねー。
今となっては非常にレアになってしまった旧型客車に揺られつつ、SL列車は一路千頭へ。
SL列車は乗ってしまうとそんなに「SLだ!」と感じることはありません。時折汽笛やドラフト音が聞こえるばかり。
車内の壁は煤けていて、昼だというのにどうも薄暗い。
でも、そこが客車列車の客車列車たるゆえん。動力車が分離されているので静粛性があり、SLが牽引している証拠に壁は煤けていて、車内の蛍光灯は少なく暗いものなのです。これが壁は純白ピッカピカで眩いばかりに光あふるる車両だったら興醒めもいいところ。客車に揺られる旅路というのを堪能できるのは大変貴重なことです。
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カーブに差しかかったときに窓ガラスに顔を押しつけると先頭の牽引機が煙を上げて走っているのが分かります。
汽車は途中で大井川を渡るんですが、沿線の日帰り温泉露天風呂では男性客が湯船から立ち上がって手を振っています。うーん、一度入りたい…
終点の千頭からは井川線に乗り換え。トロッコ列車の雰囲気抜群。窓を全開にして爽やかな風を浴びながら川沿いにひたすら進みます。
どんどん山に分け入っていき、日本唯一のアプト式機関車へ付け替え。ぐんぐんと坂を登っていくとあっという間に川の流れを遙か下に眺める高さに。眺めが良いなと思っていると左に大きくカーブを切って長島ダムが見えてきます。
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橋の横から勢いよく放水していて、実に壮観。川べりにはダムに水没した旧線跡もあるんですが、この時期は修繕工事で立ち入り禁止になっていました。ハイキングコースとして歩くこともできるらしい。
機関車を切り離して更に進んで、絶景の奥大井湖上へ。進行左手には水没した旧線跡がダムの水面上に顔を出し、橋桁も見ることが出来ます。ここは水没前に乗らないうちに線路が切り替わってしまいました。
車窓にはダムや山間の導水管が伺え、大井川水系上流のダムの多さに驚かされます。終点の井川に着いてもそれは同じで、井川ダム建設の時に使われた線路が駅から分岐しており、どこまで続くんだろうという好奇心をかき立ててくれます。
そんなわけで、井川ダム建設時の路線を訪ねてみました。
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線路敷を訪ねるウォーキングも行っていたので、もしや開放されているのではと思ってましたが、残念ながら道路と接続されているところには無情の金網。扉も付いていたものの、しっかり鍵がかかっています。イベントの時しか開かないようです。(後日、逆側から線路を歩いて訪ねてきた人が、道路に出るところに鍵がかかっていて引き返したとブログに書いているのを発見。逆からなら入れるようではありますが、線路敷立ち入り禁止というのが趣旨でしょう。立ち入らなくて正解でした)
この日は井川堰堤から井川本村を巡る船も運休。観光ガイドに書かれているコースを巡るのは至難と思われ、井川ダムの記念館を見学して帰途に。
奥泉駅近くの民宿に一泊して、翌日は接岨峡温泉駅から奥大井湖上駅まで歩きます。
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定番コースの逆ルートだったので道が分かりにくく、1本間違えてしまったもののなんとか時間内にたどり着きました。奥大井湖上駅を見下ろすところがこのコースのハイライト。奥大井湖上駅出発の場合は迷わず進めると思うので、そちらのほうがお勧め。斜めから駅を見下ろすのは絶景です。
この日は、ひたすら列車に乗り続けました。
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当日の運用は元近鉄ビスタカーと元南海車。どちらも関西民鉄の心意気を伺わせる名車でしたが、近鉄車の座席がリクライニングシートで心地よいのに対し、南海車は昔の日本人の体躯に合わせた造りらしく、座面が低くて乗っていて疲れを覚えました。雰囲気は昭和の香り色濃くて抜群なんですけどね。
途中駅では偶然降りた神尾駅に「Airノート(ゴールノート)」なる駅ノートがあり、皆「ゴール!」と書いてました。
私もしっかりゴールしてきました。
更に引き返してあのSLが見える露天風呂「川根温泉」にドボン。上下2本をしっかり風呂から見送ってきました。
汽車が来る前から皆総立ちなのだけど、まだかまだかと待ちかまえているうちに風で体が冷えてしまうので浴槽に浸ったり立ち上がったり。汽笛が聞こえていよいよだと思うと迫り来るドラフト音に期待が高まります。ところが、ドラフト音が聞こえた直後に、もうSLがそこにいる。意外と近くに来るまで気づかないものです。皆が手を振るとSLの乗客も手を振り替えし、あっという間に客車4両のSL急行は大井川を渡って木々の向こうに消え失せてしまいました。
ずっと入りたかったこのお風呂、また一つ小さな夢が叶いました。
帰りは静岡駅地下街のミートソースのお店「キャット&ボア」へ行こうと決めてましたが、なんとラーメン屋「多楽」での販売に変わってました。
コクのあるミートソースの味わいは変わらぬ美味しさ。帰りの新幹線でも満足なのでした。


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