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2014年6月 4日 (水)

うだつの上がる美濃の街

気がつけば、名鉄は美濃から撤退して「関」止まりで、ろくに知識もないままに無我夢中で名鉄600V線区に乗りに行った日々から大分月日が経ちました。
今では600V線区そのものが消滅し、岐阜駅前も以前からは想像も付かないような現代的な空間に様変わりしました。
今回は結局一度も足を踏み入れたことの無かった「美濃」に訪問することにしました。
早朝ののぞみで名古屋・岐阜を経由して美濃太田へ。
昼食後に訪れた長良川鉄道美濃市駅から歩いていくと、名鉄の路面電車が展示されている「旧美濃駅」にたどり着きます。
車両の保存状態もよく、外から写真を撮っているとまるで現役なのではないかと錯覚するほど。
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しかし、よくみれば架線柱は切断され、パンタグラフは宙を漂っているのに気がつきます。
車内にも立ち入れるのは素晴らしい。座席が撤去されている車両もありますが、ちゃんと現役当時の姿で残っている車両もあり、このまま末永く展示して欲しいものです。
ひとしきり見学した後は「うだつのあがる街並み」へ。
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うだつが上がらないという言葉は知られてますが、「うだつ」そのものを見た事がある人は少ないのではないでしょうか。
この日は祭りが終わった翌週でそぞろ歩きの観光客も僅か。じっくり見物できる反面、寂しさも漂っています。
それにしても、通りの家屋の立派なこと!防火用であった「うだつ」が隣家との境を成し、みっちりと隙間無く家が詰まっています。その家々の屋根が面白い。
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スカイツリーで「反りとむくり」が宣伝されましたが、「むくりのある屋根」なんてなかなかお目にかかれるものではありません。
二階には小さな扉が付いており、なんだろうと思っていたら火よけの神様を祭っているとのこと。こういう地域性や信仰の表れが一つの建築様式として結実していくなんて面白いじゃないですか。
全体としての統一感が町並みとしての美しさを醸し出しており、期待の通り落ち着いた雰囲気のカフェがいにしえの建物の一角で営業中。
その中の一つで甘い物を食べることにしました。
美味しい珈琲に心づくしのケーキセット。プレートにチョコで描かれた絵も楽しく、古民家改造の店内にはゆったりとした時間が流れます。
店のお姉さんとの会話も楽しく、サービスで頂いた紅茶もこれまた美味。
ここで使っている砂糖が絶品で、丸い粒がきらきらと光っています。こんな美味しい砂糖は初めて。和三盆より断然こちら。
町というと、美濃ではこの市街地を指すそうな。店が出来たときにお姉さんは「町の子か?」と聞かれた等とすっかり話し込んでいたら、気がつけば夕方になっていました。
残り半分の街並みを巡り、見学できる所は次回のお楽しみとして駅へ向かいます。
この日の夕飯は岐阜のとんかつ「ふくべ」
「ご無沙汰していまーす」と扉を開ければ、何処よりも美味しい味噌カツを出してくれるご主人とご対面です。
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ああ美味い。味噌ダレが絶妙で肉の旨さとマッチしている。岐阜の人は近くにこんなに美味い店があるなんて羨ましい。

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