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2015年5月

2015年5月11日 (月)

コミケットスペシャル6に行ってきました

コミケットスペシャル6は初日に一般参加、2日目にサークル参加をしてきました。

初日は一般参加。どういう導線引いているのかなと思って着いてみると、階段を昇ってカタログを買って階段を下りて列に並ぶというルート。
待機列では入場列に対し「列を狭めて!コーンに触ると呪いますよ!」というアナウンスを耳にして、ちょっと首をかしげました。
お前も似たようなこと言ってマンレポに乗ってたじゃねーかと言われそうだけど、うちが昔言っていた「呪われているので近づかないでください」と「触ったら呪います」では意味が全然違う。スタッフなら参加者を守る存在でありたいものです。また、同じ台詞でも、相手の顔を見て話すのと全体に対して言うのでは、伝わり方や受け止め方も違うなと感じました。やはり一般参加をすると視点が変わり、今後自分がどう振る舞っていくべきか考えさせられます。
でもって、この台詞は他の人が使い始めたのでうちは最近言わなくなったのでした。同時多発なのか真似する人が出てきたのかは分からないけどね。

会場内では行列凄いところ以外の全サークルをまわってました。
ディスプレイの綺麗なサークルの力のいれ具合は凄い。うちのサークルも頑張らねばという気になります。
サークルスペースを見て回るだけで創作意欲が湧いてくるから不思議なもの。この刺激はどこから来るのでしょうか。
オレもやるぞ、描くぞ、頑張ろう!と、いう気持ちを久々に体感しました。コミケで味わえるこの感覚を久しく忘れていたものです。

一方、企業スペースを回るとさっきの意欲は何処へやら。このまま帰宅しては何もせずに寝てしまうこと必至。危ないのでサークルスペースをもう一度眺めてやる気を高めてから帰ってきました。
思うに、企業スペースでは受動的な消費者の目線になり、サークルスペースでは「オレも描こう、頑張ろう」と創作者の目線になるのではなかろうかと思います。コミケが様々な創作活動を生むゆりかごとなっているのは、単に人が多く本が多いからだけではないのでしょう。
やはり、「与えられる」一方だと物書きはダメになるんじゃないかな。与えられて咀嚼して創作するというプロセスを辿る前に、次々と与えられてしまうんだもの。
企業系の熱気はCMと消費欲のぶつかり合いだからってのもあるかもしれない。俺の作品を見て欲しいとか、横並びの目線で作品を語り合ったりしていない。企業側で参加すると立場が変わるから違ってくるのかも知れないけど…こと、コミケットスペシャルに限っての感想としては、求めていたイベント像とは違うなと感じました。

さて、2日目はサークル参加。スペースに来てくださった皆さんありがとうございました。
今回の頒布は「ビューティフル・ドリーマー30周年記念本」、最近のうる星ニュースを伝える新聞「友引日報」の配布。そして、うる星に登場した小道具の展示です。
Cmksp1
ふたを開けてみると友引日報は全数が無くなり、本も殆ど無くなりました。
ラムちゃんの筋肉増強剤の瓶は、横にビューティフルドリーマー本が置いてあるので「トランキライザーですか?」と言われました(笑)トランキライザーの瓶は大瓶なので形が違うのです。惜しい!
アイスクーラーは地球人の精神力では支えられないのでおわけできませんでしたが、地球人版を体験された方がお二人。「すーしませう」のパッケージ通り、涼しさを楽しまれたようでした。

友引日報は色々こだわり抜いて作ったので、うる星サークル仲間からは重箱の隅をつついても楽しめると評判でした。
Cmksp2
インターネットでうる星情報をチェックしていないファンは、オールナイトニッポンGOLDの放送のことを知らない人が多く、新聞を手にして驚く人が多かったので、つくって正解でした。
つくっていて楽しかったのは新聞広告。当然全部うる星ネタ。よーく見ると広告を出している会社が事件を起こして社会面に掲載されています(笑)
本も友引日報も色々な方に手に取っていただき、喜んでいただけました。

そしてなによりこのtwitterが一番嬉しい感想でした。

この日もサークルスペース巡りと企画コーナーを巡ってきました。いやはや楽しい。
コミケットスペシャルの企画コーナーは、ビューティフルドリーマーでは永遠にやってこなかった「学園祭当日」の一つの形なんだとつくづく思います。そんなイベントでビューティフルドリーマー本を頒布できて、我がサークルは幸せです。

そういや、自分のサークルスペースから目撃した一般入場列先頭。
固まりになった群衆がおしくらまんじゅうをしながら前へ前へと進んでいくんですが、「あれは音声を「わっしょいわっしょい」にして、御輿でも合成すれば祭りそのものだよなー」と話してました。有名な祭りよりに比べたら実に安全だと思います。
入場列は単体で見ると凄いなーと思う人が多いのですが、比較してみると世間の人混みよりよっぽど統制が取れていると思うのです。

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2015年5月 7日 (木)

陸前高田、2015春

大船渡線に乗った記録は十年以上前になる。
BRTでの仮復旧がなされ、せめて車窓から復興の様子を一目見んとBRTに乗車してきた。

復興の槌音高く、と書くと聞こえは良いが、甚大な被害が出た陸前高田の市街地の復興の様子には衝撃を受けた。

なんだこの景色は。

Cimg0078


視界を遮る台形の土の山、山、山。まるで迷路にでも迷い込んだ気分になる。
見上げれば市内全域が採石場にでもなったような長大なベルトコンベアが縦横に張り巡らされている。
吊り橋かと思えばベルトコンベアで、その横のデコボコの仮設橋をバスが走るのだ。
ゆりかもめが開通したばかりの頃の臨海地区だって、巨大ベルトコンベアを町中に張り巡らせるような事はなかった。
三陸鉄道が部分復旧したときに見た、基礎コンクリしか無い町並みも衝撃だったが、こちらも衝撃だった。

二階建ての屋根を越えて土砂は積み上げられ、盛り土の上にやがて新たな町が形成されるのだろう。

復興相成った町をこの目で見たいとも思ったが、果たしてその時、一体何で行くことになるのだろうか。

大船渡線をBRTで仮復旧した選択は、うちは正しいと思っている。理想を言えば趣味的には鉄道で本復旧を図ることだが、高速道路の延伸計画も、鉄道の復旧も両方実現というのは難しいのではないだろうか。

線形が悪い大船渡線を、残された敷地で復旧させたとして高速道路に勝てるわけがない。JR四国も九州も北海道も、鉄道事業収益が厳しい三島会社は高速道路の延伸で経営体力がどんどん奪われた。JR東日本だって首都圏の収益の内部留保でローカル線を維持している。
赤字になるのが分かり切っている鉄道を今までと同じJRが復旧させ経営する事が要請されていながら、ライバルになるようなインフラは税金で整備する。むちゃくちゃな話である。
地方のインフラ整備をするなというのではない。持続的に公共交通体系が維持できる枠組みを作らなければ、鉄道で訪れるのは夢また夢だ。

そんな事を考えていると、骨組みだけの建物がちらりと見える。
バスの中から黙祷を捧げ、顔を上げると非日常に思えた景色はあっという間に遠くに過ぎ去っていた。

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