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2016年7月31日 - 2016年8月6日

2016年8月 1日 (月)

カド×アニ レジェンド声優プロジェクト

新宿・角座の「カド×アニ レジェンド声優プロジェクト」に行ってきました。
当初は夜の部を見るつもりでしたが、やはり両方見たいと朝の新幹線を取って会場へ。

平野文さん(ラムちゃん)、緒方賢一さん(あたるの父)、太田貴子さん(クリィミーマミ)、布川ゆうじ社長(現・ぴえろ最高顧問)という、スタジオぴえろメンバーという、うちらには嬉しい豪華メンバーなんですが、果たしてうる星の話題がどこまででるのかな?と気をもんでました。が、蓋を開けてみたら想像を遙かに超える内容で、いやはや、凄かった。

昼の部は呼吸困難で涙が出るほどの大爆笑。
天真爛漫な魔法少女がそのまま大人になって周囲を振り回すコントさながらのボケで話が一向に進まないんだけど、これは1年分笑った気分。
此程天然のボケ連発だと収拾が付かなくなるんだけど、MCがお笑い芸人のアメリカザリガニなだけあって、ちゃんとギャグとして成立させてしまう。天然と才能のぶつかり合いです(笑)
それにしても、太田貴子さんは笑い声がマミ!うる星大好きとの発言とその後のやり取りには、このままファン目線で「あの時はどーだったんですか」とやってくれれば、もうそれで十分なのでは!?と思っておりました。
声優さんがファン目線で先輩声優と話すというのは、それだけで観客としては嬉しいんですよね。ファン目線だと、ファンが聞きたいポイントがちらほらと混じるわけですし。リップサービスか本気なのかは声を聞けば分かります(本気でした)
武道館でコンサートの話も良かったなぁ。客席から投げ込まれるテープを避けながら歌うとか、ステージ上に溜まったテープを脇に避けてから歌い始めるとか、これは当事者じゃないと語れない話。こういうのが聞きたいのですよ我々は!
とはいえ、昼の部は始終笑い通しで話の腰は片っ端から折れまくったんですが、個人的には即興ライブ感があってひたすら面白かった。ネタの仕込みが一切無いので、計算された感じがない。にも関わらず抱腹絶倒なのですね。うる星の話は限定的でしたが、それ以上に面白かったので、これはこれで来て良かったと感じました。

夜の部は、笑いを若干抑えてトーク主体のショーに。アニメうる星やつら企画決定(8/22)からもうすぐ35年、ラム役オーディションの決定理由が初めて明かされ平野文さんビックリというのは歴史的光景。布川さんの見解は音響監督斯波重治さんがTVで語った理由とも違っており、「だっちゃを綺麗に言う」という所。方言だからどうしても汚く発音される事が多い中で綺麗だったというのですね。そして映像面ではトラジマビキニの刺激が強く色っぽい声では問題があったというプロデューサーらしい判断に、なるほどと客席で唸りました。
うる星もマミも、エポックメーキングたる作品であることを伺わせるエピソードがちらほらと出てくるのも嬉しいですね。マミも今のアニメでは考えられない高視聴率(27%)で、おそ松さんが3%(深夜では驚異的な数字だとか)というのは時代の変転を感じさせます。バブル時にCM料が高くなるように1時間枠、1時間半枠でTV曲が番組編成を初めてアニメが駆逐され、今のアニメ=深夜となっているとのことですが、ゴールデンタイムのアニメで育った我々としては、深夜向けに内容を偏らせざるを得ない今の状況が寂しくもあります。
良質なアニメは良質な声で完成するというのも事実。では、その声の良さの秘訣は…というと、文姉は声は全てを看破するという話をしてくれたわけですが、太田さんは「本に書いてあったんですか?」と言い出して全員ずっこけ(笑)本に書いてあったんじゃなくて、私が本に書きましたと返すかなと思ってましたがそこまではいかなかった(笑)
さて、マイクに向かって実際に声をあてるというのもあるんですが、あたるの父とラムちゃんが会話を始めるというのは特に夜の部で、本放送当時そのままの声で会話が始まり、深く感動しました。特に文姉さんの声はチューニングされた声で、本放送ドンピシャ。これだ、これを聞きたかったのだー!
声に力を感じるのは緒方さんが抜群。玄馬パンダの声から、社長役の威厳を含んだ声まで、どれも聞いていて嬉しい良い声です。ベテランかくあるべしといった声色でした。

終わりにはレジェンド声優プロジェクトの今後の活動も紹介され、8月も9月も、その先も色々楽しみが続きそう。
今後の動きから目が離せません。

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