« 高橋留美子先生コミックス2億冊記念 | トップページ | ビューティフルドリーマーアンコール上映 »

2017年4月21日 (金)

代行バスから日本三大車窓を眺める離れ業

日本三大車窓と言われたのが根室本線の狩勝峠。とはいえ、今の線路ではなく急勾配で峠越えをしていた旧線だ。1966年に現在線と切り替えられ廃線となり、三大車窓は過去の物となってしまった。これで車窓から眺める機会は永久に失われた物だとばかり思っていた。
ところが先日、列車代行バスから日本三大車窓を眺める機会に恵まれた。

旧線沿いの国道を走るバスからは、新得発進行左側に線路跡が見える。保存されたD51を過ぎるとヤード塔が見えてくるが、競合脱線試験の時の無線塔として使った物で旧線の目印になる。今は整備されて「狩勝ぽっぽの道」になったというのだから、今度は探訪してみたいものだ。
やがて旧線は左カーブして曲がっていくが、国道はしばし直進してからカーブする。美しい木々を眺めながら山を登っていくと、やがて所々に旧線と覚しき白い曲がりくねった道が見えてくる。視線を上げてみれば大きな空。その下に山々がぽかりぽかりと浮かんで見え、手前の山、奥の山、その先の山、街、海と一大パノラマだ。
思わずカメラを構えたが、残念ながら手前の木々にピントが合ってしまい、なかなかどうして肉眼で見るような迫力は得られない。
Karikachi1
旧線を遙か眼下に見下ろし、感動しているうちに展望台の横を過ぎ、バスは峠を越える。
下り坂にさしかかると、今度は右手が開けてくる。おそらく、あの木々の中に現在線もあるのだろう。
落合駅前に付くも乗降無し。峠越えは余裕を見ているらしく法定速度ピッタリで走ってきてもなお時間調整をたっぷりと取った。聞けば、代行バスで峠を越える人は毎便1~2人、ふらのバスが2台で往復しているそうだ。
代行バスの車内には僅かに二人。地元の人が一人だけ。この絶景を列車代行バスで楽しむ妙味を体験する人が少ないのは何とももったいない。
幾寅の駅に着いたら、地元の人が乗ってきた。終着の東鹿越では列車から降りてきた高校生達が軒並み代行バスへ。幾寅か、落合か、流石に新得へ行く高校生はいまい。
もうすぐGW、絶景が楽しめる代行バスも、もう少し賑わいを見せて欲しいものだ。なにしろ、あそこは日本三大車窓なのだから。

|

« 高橋留美子先生コミックス2億冊記念 | トップページ | ビューティフルドリーマーアンコール上映 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/141021/65131150

この記事へのトラックバック一覧です: 代行バスから日本三大車窓を眺める離れ業:

« 高橋留美子先生コミックス2億冊記念 | トップページ | ビューティフルドリーマーアンコール上映 »