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2017年12月17日 (日)

古代アンデス文明展

先日、上野の国立科学博物館「古代アンデス文明展」を見に行きました。
2017andes


目的は音声ガイド。そう、ガイドの声は平野文さんなのです。
そーいや、前回音声ガイドを借りたのは、美術館のラファエロ展。この時は音声ガイドの看板に「声 池田昌子」と書いてあったので飛びついたのですが、今回は看板に声の出演は書いてありません。書けばいいのに。
今や音声ガイドもタブレットの時代。画像入りなので、「今、どれを選べばよいのか」が分かりやすくなっています。汎用製品だから機材コストも安いだろうし、良い時代になりました。なにしろ、クイズのおまけまでついているのです。

さて、アンデス文明。南米ペルーのあたりに栄えた歴代の文明を古代から順に辿っているので展示品のボリュームが多いこと!宗教をバックに王朝が繁栄と衰退を繰り返して新文明との入れ替わっていくわけですが、どれもこれも人身御供とか生贄が行われる文化で、死生観が独特。
自らの首を掻き切る姿を現した土器とか、デフォルメされた意匠ではあるものの文字にしてみると強烈。これを男声ナレーションで読み上げたら背筋も凍ってしまうんではないかと思うんですが、そこは平野文さんの柔らかい声色が刺激を和らげてくれるのです。おぉ、絶妙な配役ではないですか。
現代人からしたらかなりエグいと思われる文明なので、ナレーターの声色一つで雰囲気がガラリと変わってしまう。他のナレーターだったら展示を見るのも気が引けてしまっていたかも知れません。

アンデスといえば黄金!と思いつく方もいるでしょうが、スペインの侵略により軒並み融かして本国へ持ち去られたそうで、展示品も僅か。残っていれば当時の技術水準の高さを今に伝える貴重な遺産となっただろうと思うと、残念でなりません。

そうそう、クイズ。ちゃんとナレーション付き。
嬉しそうな「正解!」と、惜しいと指を鳴らしそうな「残念」の両方をちゃんと聴きましたよ。

アンデス文明展、まだの方は是非。

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