第208話 新春パニック!面堂家人間すごろく大会
第208話 新春パニック!面堂家人間すごろく大会
土屋脚本、古橋作監
絵は端正に整っている感じ。古橋作監がしっかり修正をかけているように見受けられます。
面堂邸に行くあたる達。新年会に呼ばれたのはラムちゃんとしのぶ。ダーリンは呼ばれていないっちゃ。とラムちゃんが言うところへあたるはあの面堂に呼ばれて二人だけで行かせるわけにはいかんみたいなことを言う。
…前にも書いたけど、ラムちゃんは「ダーリンが行くなら行く」って答え方をすると思うのですよ。
終太郎としのぶと3人でいたって面白くないはずなんですよ。
だって、その間あたるは浮気し放題でしょ?
その危険性を考えれば終太郎の誘いに単身乗るなんて、そんな事するわけが無いじゃないですか。
…というわけで、うちにとっては非常に違和感があります。
ラムちゃんは終太郎やしのぶと友情を獲得している、というのはアニメの方々で描写されており、その延長と考えれば自然なんですが…アニメのあたるは普段野放しなんですかねぇ。
考えてみたら、結構自由にガールハントしているシーン多いよなぁ。
さて、面堂邸について動く歩道で挨拶されまくる終太郎。
「あけましておめでとうございます」という黒メガネに一言「うん」という所がそれらしい。
延々とあけましておめでとうございますが続いて辟易する話だけど、視聴者側もいい加減うんざり。
子供だったらチャンネル変えちゃうんじゃなかろうか。
邸内では原作通り双六なんだけど、面堂家一同の持ち駒として勝負のネタにされているという不快な内容でした。いいように利用されているのがなんだか悔しい。
そして、ラムちゃんにしびれ薬が効かないという、可愛い見た目と攻撃が通用しない中身との激しいギャップや、終太郎の暗所恐怖症の閉所恐怖症が発覚するといったところは、アニメ後期のタイミングで出てきても時機を逸しているように思われます。
惜しい、惜しいんだよ。ちゃんと初期中期でやってれば…!
全体的に冗長な感じはぬぐえません。やはりアニメ30分枠に原作1話じゃどうしても時間が余るからオリジナルを入れざるを得ないんだけど、もともとテンポ良い作品に何を足しても大抵は蛇足になってしまうので辛いところ。
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