最高級コーヒー「ゲイシャ」を堪能する
2011年、最初の一杯は「サザコーヒー」のゲイシャにすると決めていました。
予告チラシを見て、いいなと思っていたものの、価格が高くて手が出ないと思っていた「ゲイシャ」
なにせ100g8000円なのですから、これは無理だと思っていたんですが、サザコーヒーエキュート品川店では1杯取り用が600円で売っていました。1パック10gですから、豆で買うよりお得なのです。(何故に豆より安いか疑問なのですが、お店の人曰く宣伝広告価格なのだそう)
100ccを92度のお湯でと言われていたので、目分量ながらも近い設定で抽出してみると、これがまたえもいわれぬ香りがします。
入れ立てを口に含むと芳醇な香りが口中から鼻腔に抜け幸福感に満たされます。
最初甘みを、そして喉ごしにコーヒーらしい苦みを感じる。ただし雑味は一切無く、濁りのないピュアな印象を受けました。
台所で抽出したのを居間に持って行って、これは旨いとちびちびやっていたら、みるみるうちに味が劣化してきました。
なるほど、100ccという意味がよく分かりました。劣化が早いから、少量ドリップしてすかさず飲む。これが大事なんですね。
1分くらいしたら酸っぱくなってしまったので、最後の一口は惜しいことをしました。
とはいえ、至上の贅沢たるこの一杯。贅沢価格なのでコストパフォーマンスは悪いのですが、年初の一杯にふさわしい味わいでした。
コーヒーの写真は撮りませんでした。撮らなくて正解。撮るより先に飲む方が正しいのです。
| 固定リンク
コメント
投稿: 猫かつお | 2016年12月31日 (土) 18時29分