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2019年8月

2019年8月17日 (土)

コミックマーケット91を振り返る

コミックマーケット91、冬コミの話。

そろそろ話しても良いだろうか。
この時は7・8ホールができて、まぁ苦労した。
何が苦労したかって、海風だ。

今まで海風は遮る物無しに海から各ホールに均等に吹き付けていたのだけど、8ホールが風を遮るようになったため行き場を失った空気が8ホールの南側から速度を増して3ホールに吹き付けるようになった。
その風はどうやら地面に立つ我々の頭上を越えて吹いているらしく、3ホール横は「3ホールから吹き下ろす風」に酷く悩まされるようになった。看板も柵も風に負けるのだ。

コーンを並べる傍ら風で倒れ、重りを付ければ重りごと吹き流される。
完成したばかりの柵がドミノの如く順番に倒れた時はあまりに見事だったので苦笑が漏れた。
「ははは、いや笑っちゃいけないんだけどさ」と周囲が言って泣き笑いの表情をしている。
「いや、こういう時こそ笑おう!みんな、笑え笑え!」

全員で笑った。

賽の河原の如く、作ったそばから壊されていくので皆絶望していたのだ。ここは笑うべきだ。
「よし、存分に笑った。みんな、今の様子は見たね。対策を考えようじゃないか」

本当はこの時途方に暮れていた。だが、ここで狼狽を見せては収拾が付かなくなる。
この時は、ピンチの様を見た人達が次々と手を貸してくれ、なんとか開場に間に合った。
コミケの団結力は凄い。
…と思った。ところが完成後にまたもや突風が吹き付けて、またしてもドミノ倒しになった。

幸いだったのは、この時主要な利害関係者が軒並み見ていた前で起きたこと。
これで柵の支えを3ホール側に作ることになった。ホール側にはサークルの行列ができる。
支えの分の面積が使えなくなるというのは、勇気がいる決断をしたのだと思う。
この回のコミケの思い出のほとんどはこれだ。

2日目はヨメのスペースで売り子。7ホールの島中で、1-6ホールの混雑が嘘のように空いている。
コミケらしからぬ雰囲気で、1-6の混雑が恋しいなぁと思ったものだ。

思えば、2019年夏の今からすると東7ホールもいまや、夢の彼方。再び会える日を楽しみにしていますよ7ホール。

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