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2019年9月

2019年9月29日 (日)

二周目第5話「変身美男レイが来た!」

第5話「変身美男レイが来た!」

あたるの母さんがエ…扇情的な回。
アバズレめいた初期ラムちゃんの過激な発言ばかりがクローズアップされがちな原作の話(初期らしい!)に対し、アニメではラムちゃんに吊られてあたるの母もあたるの父を誘ったりして水曜夜7時半の番組らしからぬ展開です。

この回も作画の質は乱高下して評価のしようがありません。
ラムちゃんの台詞も方言が試行錯誤なのは前回と同様なんですが、今回はアドリブの如き一瞬の台詞が可愛らしい。
台詞を読んでいるというより、自然に出た感じがいい。

平野文さんはオーディションの時に、用意された台詞の後に、「ふふっ」とか「うふっ」といった言葉を自然と付け加えたので、斯波さんがラムちゃんに選んだというのは有名な話ですが、こういう自然な一言のシーンを見れば納得です。

大して美形に描かれぬまま、高層ビル並みに巨大化して自衛隊と戦いだす(またか)レイさんですが、あたるとの戦いでは人間サイズ近くの虎牛になって負けてしまいます。
全編を通じて原作よりオーバーな表現が目立つ割には、原作より盛り上がりに欠けるような印象です。とはいえ、ここは原作が面白すぎるのであって、今回も見ながら笑ってました。比較したがるのはマニアの悪い習性です。

それにしても、諸星家を突き破って巨大虎牛に変身するシーンでは、即座に中継車がやってきたのに違和感を感じます。諸星家の近くにスタンバイしていたと言うことでしょうか。そうであれば優秀です。張っていれば必ず高視聴率のスクープをモノに出来ます。やるなぁ、テレビ局。

ちなみに、今日は「ホカホカごはんにカツオのタタキ」を食べました。どうです、うる星らしいでしょ。

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2019年9月28日 (土)

二周目第4話「つばめさんとペンギンさん」

第4話「つばめさんとペンギンさん」

冒頭のラムちゃんの化粧(口紅をべちゃーと付ける)の惨さに絶句してから開始。
そこって本来可愛く描くところではないの?

ラムちゃんが向かう友引高校は完全に学級崩壊。教師もやる気無しの惨憺たるありさまです。
さて、今回もラムちゃんがどこからともなく取り出した鬼星の菓子がトラブルを招くわけですが、今回はブラから取り出したわけではありません。
第1話でラムの父ちゃんが胸ぐらに手を突っ込んで名刺を取り出したところから、「胸から取り出すのが伝統」と言わんばかりの親子の行動ぶりだったのに、手品の如く後ろに隠した手から取り出します。

それにしても、面堂登場前なので原作通りにあたるとしのぶの間柄はクラスでも公認、宇宙人にうつつを抜かすあたるは女の敵のような扱いを受けています。あたるの言い分は誰も聞いてくれません。後に学級委員長になる男ですが、この時点では決定的に人望がない。そりゃぁ面堂と戦った後ですからねクラスの評価が変わってくるのは。

さて、つばめさんがペンギンさんになるまでは原作とほぼ同じ、あたるに冤罪がかからない程度ですが、Bパートで1話という短い話なのにオリジナル要素を突っ込んできます。

話は後半で何段階かに分けてオチを持ってくるわけですが、困ったときの巨大化とでも言うべきアニメうる星らしいオチがこの辺から始まってます。(困ったときの爆発オチは第3話で実施済)
ただ、巨大化したペンギンさんを見たあたるは、後にイモちゃんで発揮する特有の視点を披露。
そう、街が壊されるとかではなく、ペンギンさんの行く末を案じているのはあたるだけだったのです。

これが彼の魅力なんだ、この頃のスタッフが既にそれに気づいていたかどうかは別として。

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二周目第3話「宇宙ゆうびんテンちゃん到着!」

第3話「宇宙ゆうびんテンちゃん到着!」

冒頭のタイトルロゴが特徴的なこの回。空から桃が降ってきたとき
「お父さまが動かなくなったっちゃ!エネルギーが切れたのかな?」とラムちゃん、現代っ子みたいな事を言い出します。
登場するジャリテンは真剣白羽取りで出てくるし、凄まじい出だしです。

考えてみたら、アニメでは最初に開戦したのはあたるの方なのね。
この話のあたる、色々可愛いところがあって、家出してやると言わんばかりに「わーん」と家を裸足で出て行った後、そろりと靴を取りに戻ってから再度「わーっ!」と泣きながら駆けだしていく。
街角でしのぶを見つけたら、一旦後退してから偶然を装って体当たり(交差点で偶然ぶつかり、そのまま押し倒す)というゲスの所行。

ラムちゃんは第三話にして早くも食卓では新妻らしく「お母さまと後片付け」
昼間の呆れた両親とは大違いなのは、ジャリテンという第三者が増えたからなのか?

まだ定まらないラムちゃんの方言と、ひたすら三枚目どころかゲスなあたる、それでも「これはひどい、あたるひどい」と指をさして笑いながら見た第3話なのでした。

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2019年9月27日 (金)

二周目第2話「町に石油の雨がふる」

第2話「町に石油の雨がふる」

この頃はAパート1話なのでテンポが早い。
早速クラスメート、後のメガネ大活躍の話です。千葉さんはメガネなんだけど、親衛隊の残りのメンバーはまだ配役が決まる前の試行錯誤段階。
うる星の初期では良くある話です。

この話、今見ると髪を乱したあたるの母さんがずいぶん艶やかに描かれていて、えっ?あたるの母ってそんないい女だったっけ?と驚きます。
なんとラムちゃんの作画よりもよっぽど美人に描かれている。この回のラムちゃんは三角の目で描かれていたりして可愛さが少ない(声だけ可愛い)という状態です。

後のラム親衛隊+サド山君がベントラするところも、結構長い間「ベントラベントラスペースピープル」と真面目に唱えていて、「ベントラベントラいらっしゃい!」と合いの手を入れながらいい加減なことを言うのは空が急変してからでした。

星間タクシーはあたるが暴利だと非難しますが、料金算定根拠を聞くとあたるの非難こそ妥当なものだと分かります。短距離で高速をぶっ飛ばして料金請求する、まさに暴利。
請求料金である宇宙通貨「クレジット」と雷エネルギーの兌換比率も凄まじい。宇宙通貨はインフレなんじゃないかと思うし、地球の石油というのも宇宙からしたら実は大したものではないのでは、他に希少なものがあるのではないかとも思えます。
宇宙から見たとき、地球に希少資源がないのだとしたら、なんで地球を侵略したのかわかりません。(サンデーグラフィックで編集部が書いた「暇つぶし」説に信憑性が出てきます)
かつて、友人「のい部長」はラムちゃんとタクシー運転手はグルではないか説を唱えてましたが、それも可能性があるのではないかと思えてきてしまいます。

バリケードを築くときにだけ活躍するあたるの父も、あたるの肉体をバリケードの一部として玄関に突撃!これは笑うところ。
後に正月のクラス対抗餅つき大会(原作)で生徒の足が餅の中から生えているけど気にしないというシーン並に笑うところです。
それを易々と突破するラムちゃんは格好良くもありました。電撃なのに何故物理的に押しやぶるようなことができるのかも甚だ謎です。

ともあれ、これで堂々と同棲生活開始。
今回は地球の危機なのに調停するのは町内会の人々というローカルさ。
石油の返却でこそ地球滅亡だと思うんですが、そこは描かれないあたり、ギャグ漫画の系譜を辿ったが如き回でした。

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二周目第1話「うわさのラムちゃんだっちゃ!」

「毎日うる星日記」は当ブログにて2007年6月10日から2008年2月19日までの間、ほぼ毎日うる星やつらTVシリーズを再生し、その感想を書くというものでした。

あれから十年以上が過ぎ、感想を書かないまでもちょくちょく色んな話を見返しているのですが、もう一度1話から感想を書きながら見ようと思い立ちました。
そんなわけで、二周目の第1話です。

第1話、改めてみると色々なところに気がつきます。
一番最初に出てくるキャラはモブの野球少年ですが声は千葉繁。次にあたる、錯乱坊の順。主役を差し置いて千葉さんというのが、この後のアニメうる星を暗示しているようではないですか。
あふれるタツノコ臭も作画がスタジオドオタクの高橋資祐(タツノコプロ出身)ならば納得というもの。ぴえろ自体がタツノコ出身ですから当然ですね。
そして、ラムの父ちゃんの初登場は隈取りの如き目の下のクマが凄い。図体もでかいし胸毛も濃い。
いやー、ラムちゃんが母ちゃん似で良かった(笑)

ラムちゃんの作画はセル1枚ごとに波が激しく、可愛い横顔の次の瞬間はケバい絵になっている。
これが中期の可愛らしいラムちゃんに変わるまでしばらく辛抱となるわけですが、考えてみたら同じ人の作画でも絵柄がこの後変わっていくということなので、うる星が作画陣に与えた影響も凄いなあと改めて感嘆します。

しかし、それにつけてもあたるが格好悪くてダメ男に描かれている。鬼ごっこで果敢に挑むシーンはギャグ調ながらも頑張っているんだけど、しのぶを前にした所はとことんダメ男。第1話なのにしのぶが怪力を発揮してあたるを投げるのも無理なからぬ話なのでした。

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2019年9月11日 (水)

嗚呼グリーンゲイブルズ!おお美瑛の美しさよ!

北海道芦別市の「カナディアンワールド公園」には赤毛のアンのグリーンゲイブルズがあります。
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アニメと違う?これは作者ルーシー・モード・モンゴメリが暮らしたカナダの実際のグリーンゲイブルズを忠実に再現しているのです。
カナダの建物は火災で失われ、今ではこの芦別のグリーンゲイブルズを元に再建されました。
この建物があるカナディアンワールド公園には廃園の話が出ています。今年の10月20日が最終日です。
うちら夫婦は相変わらず芦別駅から一日三本のバスで芦別温泉へ行き、そこから歩きました。
あれほど、「タクシーを使うべき」と書いていたにもかかわらず、です。でも3回目ともなると、なんとかなります。思ったよりも早く着きました。

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アンの部屋、「膨らんだ袖」(パフスリーブ)がベッドの上に置いてあるのは何度見てもぐっときます。
部屋に置いてある小物がちゃんとエピソードに絡めてあって、カナダの本家をよく観察してきたことが分かります。
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そしてマリラの部屋には…
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紫水晶のブローチが!

見れば涙のグリーンゲイブルズなのでした。
カナディアンワールド公園では食事が出来るテナントが無くなってしまい、辛うじて写真館で飲み物を売っている程度。
持参して「リンド夫人の家」の休憩コーナーで食べるのがお勧めです。
あちこちの建物が立ち入り不可能になっており、寂しくもありました。
しかし、この素晴らしい園内を散策できるのは今において他にありません。
保存活動の募金には協力してきましたが、どうなるか。グリーンゲイブルズは是非末永く残ってほしいものです。

また、今回は美瑛も周遊。
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なんと美しい。地元の人が農地として整備しているからこそ美しいのです。
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もう言葉にならないですね。
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