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2019年10月28日 (月)

二周目第27話「面堂はトラブルとともに!」

第27話「面堂はトラブルとともに!」

あの伝説の「面トラ」の回です。
山下将仁の原画が有名なこの回、冒頭の面堂家の重爆撃機の内部は未来のメカといったデザインが盛りだくさん。
メカの影の入れ方といい、面堂のアクションといい、格好良いに尽きる冒頭の作画。これに初めて触れたリアルタイムのファンはさぞかし衝撃だったことでしょう。演出に押井守が名を連ねているところからも、色々納得行く展開になってます。(特にメガネが出てくるくだりとか)
このシーンの原画を今見ると、ご本人が後のインタビュー記事で答えていたとおり、確かに勢いに任せて描かれており、絵の質は作画監督に丸投げしてしまっている感があるのは否めません。しかし、動かし方や影の入れ方などの抜群のセンス、それを生かしながら絵を整えた作画監督(遠藤麻未さん)の功績は後の世に語り継がれてしかるべきだというのは、幾多の先人が紡いだ賛辞の通りでありましょう。

脚本は原作で描かれたポイントを丹念に拾っており、そこに作画の楽しさやテンポの良さが面白さを倍加させています。
パラシュート降下した面堂はしのぶの投げた机をキャッチし、時計台の高さからパラーシュートを外して地面に華麗に着地。
後の「ラムちゃん牛になる」では2階から落ちたあたるが平然と歩いて教室を騒然とさせましたが、今作の面堂もなかなかにタフ。
その面堂はすかさず女子生徒をくどき、それを見ていたラムちゃんにダーリンより手が早いと呆れられます。
クラスでは女子生徒が面堂の周りを取り囲み、四人組は落胆。それでもメガネは秩序を取り戻さんとホームルームを始めます。
学級委員の選出で立候補し、暴政をふるわんとする面堂。
遅刻者根絶を目指し男子生徒専用の「拷問部屋」の開設を提案するあたり、面堂が如何に異常な人物であるかが分かります。
この異常ぶりを見てもなお、キャーキャーと黄色い声を出す女子生徒達。ギャグ漫画だからこれでいいんですが、全員そろいも揃って人を見る目が無い(笑)顔面蒼白になる男子生徒こそ人間的反応といえましょう。
これに対し、「対抗できる並外れた人物」として「並以下」のあたるをメガネたちは担ぎ出す。あの面堂の異常ぶりを見れば視聴者の皆もあたるを応援したくなるはず!。
しかし、あたるは原作通り当選の暁にはクラスの女は俺のもの!と口走る。そろいも揃ってダメだこりゃ(笑)
決着は原作通りにアホらしい戦いをするわけですが、アニメの面堂は最初からあたるを抹殺する気満々です。あたるの初弾が面堂の頭上を過ぎた時点で勝敗は決したようなものですが、爆風に飛ばされながらもあたる深手を負わずに大砲を撃たれ続ける。
いよいよ退路が断たれ窮したとき、ラムちゃんが軽やかに弁当(牛丼!)を届けにやってきます。
ここで、あたるの命が危機にさらされていると知り、「夫を見捨てる妻がどこにいるっちゃ!」と面堂を攻撃。
これです!これ!アニメのラムちゃんはあたるを守るために積極的に戦う!あーしびれる!素晴らしい!
かくて面堂は戦いに敗れ、切腹しようとして女生徒達に止められます。
ここ、爺やが介錯しようとしているのがポイントですね。お付きの者を含めて一家総出で異常な訳です。
黒メガネだったら、また対応も変わってたろうし、皆で「やれ!やっちまえ!」と他の黒メガネがそそのかしたりしていそうです。

エンドロールではフルネームではなく「メンドウ 神谷明」とかいてあります。何故片仮名!?

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