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2019年11月

2019年11月27日 (水)

二周目「春だとびだせ」うる星やつらスペシャル 「うる星やつらオールスター大進撃!」

「春だとびだせ」うる星やつらスペシャル「うる星やつらオールスター大進撃!」

Aパートは総集編です。丁度この時から新年度に突入。4月最初の番組というわけです。
それに合わせてタイトル画面がラムちゃんの背景にハートのものに変わります。

総集編なので特に感想を書くこともないかなと思っていたのですが…あれ、これ音声とり直してない?
錯乱坊が「チェリーと呼んでくだされ」の発音が違ってる!
巻き戻してみてみたら第1話のラストシーンの台詞も違う初電撃を放ったラムちゃんも第1話では「そんなにうれしいのけ?」と言っているのに、「そんなにうれし~い?」に変わってる!道理でラムちゃんの声がむちゃくちゃ可愛いわけだ…(実際声のトーンが違う。当然こっちの方が良い)

以前見たときの自分の感想文をチェックしてみても、1話のラムちゃんの脚(トラジマブーツ)に縦分割線が見えるシーンがあることは指摘しているものの、声については触れていない。うーん。当時は見逃しというか、聞き逃したのかな。

話自体は、シーン飛び飛びであたるの母が自らを中流と位置づけながら振り返る話。
母はしのぶ派のスタンスを明確にしつつも、ラムちゃんの事も若干気にかけている様子です。
その中でも最後はドタバタ諸星家吹き飛びオチで締め。爆発オチで無理矢理幕を引いたり、絵が70年代っぽいという初期アニメうる星であった1クール目から、安定したぴえろ中期へとアニメうる星自体も徐々に変わっていきます。

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2019年11月25日 (月)

二周目第42話「目ざめれば悪夢」

第42話「目ざめれば悪夢」

バクの話。

ラムちゃんの膝の上というか、ラムちゃんに頭を抱えられながら寝るあたる。なんとも羨ましい!
黒板の前で高いびきのあたる。考えてみたら、どうすればこの位置で寝られるのか、はなはだ謎です。
ホームルームを取り仕切る面堂は不満顔。一方のあたるは悪夢を見ます。
何故か昔の中国っぽいところで化け物と麻雀。すってんてんになってしのぶの看護を受けるという展開ですが、あたるの顔やしのぶの顔、その後出てくる面堂の表情に至るまで、うる星らしくない作画ではあるものの独特の味があって面白い。
今作の作画監督はエンディングテロップを見ると、遠藤麻未さんと野辺さんなのだけど、これは作監修正をせずに原画をそのまま出しているのではないかなぁ。原画は青嶋克己さんと見たがどうか。(ネットで調べたら同じ説を言っている人がいたので多分あっているだろう)
今作の作画の特徴として、ラムちゃんはそんなに可愛い顔には描かれていないのだけど、あたるを膝枕するポーズやアングル、全体の雰囲気が可愛いし、キャラ単体のアングルのみならず全体の構図も工夫されており、格好良く引き締まった印象があげられる。
男性キャラの顔は漫画チックに描かれて表情も豊か、これは見ていて非常に楽しい。うる星のキャラデザから離れていても、楽しいものは楽しいのだ。
あたるの動きも少ないセル画で効果的に地団駄を踏ませたりして実に上手い。力を入れるところと効率化を図るところのメリハリが良いのだ。
なんともバタ臭いあたるのハーレムは原作通りの描写でこれまた恐れ入る。そしてちゃんとハーレムの女性達は美人に描いてある。
メガネたちがあたるを起こそうとするところに至っても、動かすところは動かしており、一作を通じて緩急自在に描かれていて本当に絵で楽しませてくれる。
ラストシーンの直前まであたるはラムちゃんの膝の上(正確には膝の上で両手で抱きかかえられている)で惰眠を貪っている訳で、如何に悪夢を見ようとも現実は酒池肉林に勝る羨むべき環境なのですな。
禍福はあざなえる縄のごとし。果たして当人にとって禍福いずれかは別として、傍観者からするとまこと羨ましい限り。
今回も面白かった!

 

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2019年11月24日 (日)

二周目第41話「決斗!あたるVSあたる」

第41話「決斗!あたるVSあたる」

出来の良い方が手元に残ったのに…の話。

踏切のシーンから始まるんですが、驚くべき事に踏切の鐘がスピーカーから出る音ではなく、本物の鐘(電鐘)!
しかも踏切の踏板が無くバラストがぽつぽつと描かれ、その後も道路にはあちこちに石くれが。
友引町は未舗装だったのです!な、なんだってー!!!(他社雑誌掲載作品ネタ)

ラムちゃんの作ったトラジマキャンディを胸ポケットに差してあたる登場。
黄色と黒という警戒色なのに構わず口にし、しのぶには拾った物でも食べると散々な言われよう。
まだしのぶと恋仲という位置づけの話なのに、あたるは食い物の前に弱い!原作通りとはいえ、時系列が違っているから情けなさが際立つ!

分離してしまったあたるの声は古川さんの声色の使い分けが楽しい。真面目あたるとアホあたるの対比が分かりやすい。
しかし根底では同一人物だということがそのしょうもない行動の節々に現れます。原作よりも真面目あたるがしょーもない人間になってる…(笑)

分裂後諸星家に帰って騒動を巻き起こすあたる。そこへジャリテンが錯乱坊を連れて帰るも、登場するなり錯乱坊には冷蔵庫が投げつけられる手荒い歓迎ぶり。この後の台詞で錯乱坊が諸星家のトイレも使っていることが明るみに出ます。すごいな錯乱坊。

帰ってきたあたるの父の取り乱し具合も面白い。台詞になっていないようなしゃべり方は、ここ、アドリブなんじゃないですかね。
アドリブといえばうる星なら千葉繁さんの話が有名ですが、緒方賢一さんのアドリブがすごいというのも文姉のトークショーなどで聞く話。
緒方さんの台詞は終盤まで気になる台詞がぽろぽろと入ります。
あたるが自分の星に来ると喜ぶラムちゃんにも注目です。いそいそと、しかし着々と準備を進めていく手際の良さ!

最終的にあたるはラムちゃんに助けを求め(ファンとして嬉しい!)、ラムちゃんの電撃により正常体が二つできてしまうわけですが、その時のあたるの両親の反応がおかしくてたまらない。
原作通りの展開ですが、今回は声の演出が面白さを増しました。

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2019年11月18日 (月)

二周目第40話「桃の花歌合戦」

第40話「桃の花歌合戦」

これやこの犬も歩けば桃の花の回。

あたるラムちゃん面堂ランちゃんサクラ先生錯乱坊という、訳の分からん組み合わせで歌会にでた一行。
あたる一人がピクニックだと勘違いし、シートを広げて食い物を並べては、歌に興じんとする皆の前で食い散らかします。
錯乱坊は惑わされるなとサクラに言いますが、あれ程あたるが旨そうにくっていて微動だにしない。後の錯乱坊では考えられぬ精神統一ぶりです。
錯乱坊が歌を詠み始めると桃の精が姿を現し始める。これを「物の怪か桃の怪か」という錯乱坊はダジャレのセンスがありますな。

現れた桃の精(美女)をあたるはすかさずかっさらい、遠方まで走って行ってしまう。
でもって、押し倒しにかかるわけですが、本当に今回のあたるは品がないし煩悩の権化。顔立ちの作画もギャグ調で品性の欠片もない顔です。そこがまた面白いんだな今回は。そんなあたるの顔が可愛くすら見えてくる。少ない枚数で効果的に見せているし、全体としてドリフの大爆笑を未定いる感じの昭和ずっこけギャグ回。(原画に高橋資祐の遠藤麻未作監で納得)

桃の花の精が人食い歌仙を呼び起こし、その怪獣並にどでかい図体に驚いたあたるはすかさず皆の元へ。なんとも小ずるい感じです。今作のあたるは器が小さいなー。

歌仙は歌詠みの対戦相手を求めますが、みんな揃って押しつけあう見苦しさ。結局あたるが歌仙の前に飛び出てしまい、そのまま対戦することに。
その時は場の全員からお前がやれと言われるわけですが、ラムちゃんだけはその声が聞こえなかった。やはりあたるが食われるのは避けたいのでしょう。

あたるは原作通り(今作は殆ど原作そのまま!)に「これやこの」で始まる有名な歌を詠うわけですが、錯乱坊がしっかり解説、面堂が首をひねり意味が分からん歌であることが視聴者に示されます。一方、歌仙はこれまた原作通りに歌を忘れたカナリアは~と歌えずに終了。原作もこの回グダグダオチだったのでアニメも無論グダグダオチ。
ただ、漫画に比べてアニメは1コマですっ飛ばすという技が使えないので、原作に忠実に描くとどうにもテンポが悪い。それが分かる回でした。
昭和ずっこけギャグ回としてはお手本のような展開ですが、ラムちゃんの挙動とかがどうにも画一的で生き生き伸び伸びとは動いていない感じがします。

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二周目第39話「春うらら居眠り教室」

第39話「春うらら居眠り教室」

春眠の回。

栗林、まだいたのか!という驚きから始まる冒頭。なんと数学教師です。
春眠の回ということでおわかりになると思いますが、あたると面堂以外が全滅する中、最後の砦であった栗林が睡魔に負けるところから物語スタート。
お話しはほぼ原作準拠で進んでいきます。あたるはグラビア誌を読んで目をぎらぎら。ゴールデンタイムの番組なので内容は控えめの本です。あのあたるがよくこれでギラギラしていられるなぁといった感じ。
一方面堂は気力とドリンク剤で起きているわけですが、ラムちゃんがやってきてあたるを連れ出そうとした際に、元気よく起きている理由が露見して完全に目を覚まします。
これ見ていると、春眠の術が不完全なのではなく、諸星あたるという極度の精神力を持った男がクラスにいたが故の出来事と捉えることが出来ます。あたるすごい!面堂はプライドが肉体を動かしたのでしょう。

うちもラムちゃんに誘われて連れ出されたいなぁと思いつつ、この回においてもなお、ラムちゃんが高校を軽視する姿勢は変わっていません。
これは、視聴者の共通認識に「授業は受けるのが正しく、さぼりはモラルに反する行為」という認識があってこそ成り立つ話です。
少なくとも、あたるは「授業中だぞ」と言って一端は拒むわけですから。
だからこそ、後のエスケープ話が痛快に思えるのだと思うのですが、実際の所どうなんでしょうね。

一向に二人を眠らせられない春眠、実力行使(暴力!)に訴えますが威力が小さすぎて一向に眠らず、それどころか散々姿形を人前に晒してから見つかったと騒ぐ始末。お師匠様が本気で面堂を眠らせにかかりますが、一度は面堂に効くものの(流石に威力が強い)対抗策にかかりやられてしまいます。
春眠は美女に化けあたるや面堂に酌をしますが、面堂は訝しがって飲まないようにするものの、あたるのせいで飲んでしまう。
原作では擬音で一目瞭然なのですが、アニメだとちょっとわかりにくい描写になってます。
結局あたるも面堂も酔っぱらってしまうのですが、原作と違ってラムちゃんの唇は奪われずにすみ(ほっとした)、いまだ更迭されない初期校長の巡回で醜態が白日の下にさらされて終わるのでした。

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2019年11月16日 (土)

二周目第38話「この子はだあれ?」

第38話「この子はだあれ?」

赤ん坊宇宙人の話。

国語の授業中、面堂は女生徒の注目を浴びる目的で先生の解説を打ち切り、勝手に言葉を続けます。
そのくせ諸星とは違うというのを前面に出し、これはあたるならずとも異議を唱えたくもなるとゆーもんです。

そんな面堂のロッカーに赤ちゃん型宇宙人が。
原作通り、トラブルは諸星のところへと押しつけるわけですが、こういう所にあたると面堂の違いがにじみ出ます。

その後も化学の授業中に現れ、面堂は校庭で赤ちゃん型宇宙人を抱えて困っているところをラムちゃんに目撃されてしまいます。
ほぼ原作通りに話は進んでいきますが、ミルクとオムツを届けた面堂家の航空隊が飛行機雲でメッセージを書くようなことは行わず、大音量の声で伝えるのみとなってました。現実的な改変ですね。

手切れ金を払って赤ちゃん型宇宙人は無事、宇宙へ飛び立つわけですが、1oo円玉を延々と自販機型宇宙船の硬貨投入口に入れ続けるのは相当骨が折れるのではないでしょうか。

「この後、おれにも100円玉よこせと次々同じ型の宇宙人が来たら面白いね」と言っていたら、本当にそういう展開になり、原作よりも分かりやすいオチになってました。

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2019年11月15日 (金)

いよいよ明日!全るーみっくアニメ大投票

明日、2019年11月16日18:30~22:00 NHKBSプレミアムにて「全るーみっくアニメ大投票」が放送されます。

投票開始から我が家も友人達も、うちの周囲はこの話題で持ちきり!今やこの番組のことを知らない人は誰もいないのではないかと言うほどです。
我が家も放送中はTVにかじりつくことに決定。
平野文さん古川登志夫さんが生放送のゲスト声優で呼ばれているとあれば、なおのこと楽しみですね。

NHKさん、これからも喜んで受信料払いますので、この調子でアニメうる星やつらを電波でドンドン流してください。

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2019年11月14日 (木)

二周目第37話「涙のあした日記」

第37話「涙のあした日記」

あのあたるが日記を書いている!という話。

冒頭、あたるはランニングをしている女子の進路を妨害するばかりか、後を付けたあげくに言い寄り、トドメは脚を触り出します。
もう!これではすっかり変質者!
そんなあたるの様子を眺めるラムちゃん。
ラムちゃんはまっすぐ行くと良くないと忠告しますが、忠告を聞き入れないあたるは空から舞い降りた面堂の下敷きに…
面堂の飛来シーンの動き、山下さんでは?と思う動きです。第27話の使い回しかな…

その面堂はあたるが日記を書いていると知り吹き出します。女子生徒も吹き出します。
自称ナイーブなあたるは傷つきますが、日常習慣を嘲笑されて傷つかない人間などいないでしょう。
授業中にですら思い出し笑いを繰り返し、ラムにダーリンを笑うなと怒られる面堂は、今作においてのみデリカシーが欠如した人物になりはてていると言えます。

あたるはラムちゃんが未来から持ってきた自分の日記に書かれた「今日の出来事」を読むのに夢中。
しかし、日記は恐ろしいことに授業1コマあたり1頁をかけて書いてあります。従って日記は何ページも続いている。すごいですねー。そんなに書くことあるのかしら。

オチは原作と違った無理矢理なオチですが、原作も無理矢理オチを付けていたので今回は妥当かも。
作監には遠藤・野辺の両氏が名を連ねていますが、このAパート、はっきり野辺作監と分かる出来です。

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二周目第36話「ランちゃんの御招待」

第36話「ランちゃんの御招待」

引き続き作画が素晴らしいランちゃん回。花ビンさんの回です。

ランちゃんのメッセンジャードールのメッセージをラムちゃんが聞けば、最終的に自爆してラムちゃん煤だらけに。
このメッセンジャードールとラムちゃんのやり取りからして可愛く、そしてラムちゃんが如何に猜疑心を持ってランちゃんに接しているかが分かります。ここから、ランちゃんは侮りがたいという空気が視聴者の方にも漂い出すわけです。
そして、ダーリンに手を出すなというのが、今作のラムちゃんの一貫した姿勢。自分自身よりダーリンに迫る危険というのをより重く捉えているところが良いじゃないですか。此程想われるというのは幸せだと思います。


ランちゃんの家では、いきなりラムちゃんの床が沈み、床に食べられたような格好になる。何とも恐ろしき家ですが、この時のラムちゃんは絵も声も可愛らしい。文姉の演技も肩の力が抜けて自然体で演じているのが分かります。そこがまたいい。
出されたクッキーも非常にあやしく、花ビンさんに食わせると案の定睡眠薬入り。あたるとジャリテンはしっかり食べていたからその後寝てしまいます。これほど状況証拠があっても決定的な証拠を掴んでいないのでラムちゃんはひたすらに耐え、決定的証拠を現場で押さえねばならないと誓っているようにも見えます。

こういった心理戦、うる星で描かれるのは少ないのではないでしょうか。それだけに心理戦が描かれる回は面白いものが多いように思います。
ラムちゃんは洗い物をすると言って席を立ち、歯を食いしばって耐えるのです。健気だ。

ランちゃんの悪だくみは最後の最後で失敗しますが、ラストまで楽しく、なおかつラムちゃんに想いを寄せて見られる回です。
途中の尺のばしと思われるシーンを含めても作画レベルの高さがカバーしています。
テロップを見ると作画監督は遠藤・野辺となってますが、遠藤さんの修正は分かるけど、総じて作画レベルが高いシーンが多いのは何故?
原画を見れば、西島克彦の名前が入っています。どのシーンかはともかく(あれかな?あれもかな?と思っているのが楽しい)納得の回なのでした。

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2019年11月12日 (火)

二周目第35話「ひな祭り!ランちゃん登場」

第35話「ひな祭り!ランちゃん登場」

冒頭、あたるの家で着物を着たラムちゃんがポーズを取り、あたるの両親に晴れ着を買って良かったとちやほやされます。
もう諸星家の一員として認められたと言っても過言ではありません。

立派な雛飾りが飾ってあるのですが、よくよく見ると宇宙雛飾りの模様。
お内裏様とおひな様はあたるとラムを象ってます。ということはオーダーメード!?
ラムちゃんのおひな様は日本人形らしい顔立ちですが、体はトラジマビキニ。
鬼星にもひな祭りの風習があると言うことでしょうか。あまり考えずに描かれている気がします。

その中にランちゃん人形が混じっており、あたるを手招きして誘います。
招かれるままにフラフラと外を歩き出すあたる。面堂と親衛隊4人組に目撃され、宙を浮いて歩いている事に驚かれますが、面堂は「ラムちゃんの誘い」(ちゃん付けで呼んでる!)に行く方が大切だと言ってあたるをほったらかしにして諸星家へ向かってしまいます。
うーん、ラムちゃん何の考えで皆を呼んだのか。脚本はあまり考え無しに作られているような気がしてなりません。

やがてあたるは、TVシリーズ初登場となるランちゃんの元へ。
もの凄く作画には気合いが入っており、非常に美人に描かれています。
ランちゃんとラムちゃんが出会い、木の上で会話するときの二人のポーズの対比も面白い。
ランちゃんはぶりっ子はまちっ子らしく、お淑やかに座っているのに対し、ラムちゃんはアグラ。これがよいですね。
それが子供の頃の回想(このシーンも可愛く描かれている)を通じてランちゃんの態度が豹変、地が出てしまうところの変化ぶりが声と映像の力が重なり合ってなんとも面白い。

ランちゃんはラムに復讐を宣言し、あたるの若さを吸い取る!と言い切ります。
それを知らぬあたる。ランちゃんにキスを迫ってはラムちゃんに膝まで地面に打ち込まれますが、不撓不屈のあたるは膝まで地中に没しながら馬鹿力で土をかき分けランちゃんに迫る。
あたるを阻止せんとしたメガネがランちゃんとキスして、すっかり老人になってしまいます。
このシーン、全国のランちゃんファンならば、一度のキスで老人になろうとも喜んでメガネの代わりになるでしょうね。

テンポ良く、作画も良く、声も良い。
とても楽しいうちに15分が終わる良作なのでした。

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2019年11月11日 (月)

二周目第34話「魔のランニング」

第34話「魔のランニング」

悪魔ベリアルの回。

残念なことに「ちゃうちゃう」も「ベスパにリアカー!」の台詞も出てこないんですが、今作楽しいです。
冒頭、あたるがランニングに出かけるところからお話はスタート。なんとあたる、6時に目覚ましで起床するとき、首にランニングシューズをぶら下げたまま寝ています。
スパッと起きてサッと出る。ラムちゃんは置いていかれますが、二人ともそんなに気合いを入れなくても早起きくらい出来そうなものですが…そうではないところが高校生なのでしょうね。

あたるのランニングコースは原作通り、女性との遭遇率を最大限に高めたコース。女目当てと知りラムちゃんはアホらしいと帰って二度寝を決め込みます。
一方のあたるはビルから飛び降り自殺をせんとしている女性の下敷きになって助け、一躍ヒーローに。
このあたりのやりとりは原作に忠実でなんとも面白い。

学校で一躍時の人となったヒーローあたるに面堂は憎まれ口。
テニスで決闘するもこてんぱんに負け、あたるは株を上げて夕日を背にVサイン。

すると、悪魔ベリアルが湧いて出て、今日の良き日は全て私の演出、とバラしてしまいます。
うーん、ベリアルよ、ちょっと出てくるの早いんでないの。依頼人に尊敬が集まるように仕向けるのが仕事と言っている割にはタイミングわるいのでは?原作通りなのでこうならないと漫画にならないのですが(笑)

報酬に魂よこせとあたるの口に手を突っ込むベリアル。あたるも負けじとベリアルの口に手を突っ込み、お互いの魂を引きずり出そうと醜い戦いが始まります。この時の二人の表情の変化が楽しい。顔芸かと言うほどです。
Aパート相当の33話は作画が酷かったのに、34話は作画のばらつきあれど、ドタバタの楽しさが現れた絵になってます。
作画監督のテロップは野辺・谷田部、原画は遊佐・谷田部・森中・アニメRです。誰の原画なんでしょう。識者の方情報求む。

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2019年11月 9日 (土)

じゃあ、また何処かで。

「じゃあ、また何処かで」


老紳士と交わした最後の言葉だ。

ローカル線で相席になった紳士と車窓のひとつづつを楽しんだ。
山が色づき始めていること、屋敷森があること、軒先で柿を干していること。
何気ない景色はこんなにも美しい。

終点に降り立ち、この先の列車がやってくる。

「じゃあ、また何処かで」
旅人よ、日本のどこかで会いましょう。

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2019年11月 8日 (金)

二周目第33話「四次元カメラ」

第33話「四次元カメラ」

作画がチャージマン研の人じゃないかと思うほどの凄さ!
パースがあっていないので見ていて酔ってきそうです。
消失点の位置がずれているなんていう可愛いもんじゃなくて、背景の消失点とキャラクターの消失点の「方角が違う」というレベル。
キャラクターは時々線が溶解するし、絵柄はチャージマン研を彷彿とさせるし…テロップ見たら野辺谷田部で納得。

そんな絵の回ですが、場所は友引高校の教室からスタート。
あたるはラムちゃんに耳掃除をしてもらっています。なんと羨ましい…
でも、耳かき棒は耳に対して鋭角に接しており、耳たぶをかくことはできても耳の穴には到底入らない方向です。

そこへ面堂、写真機を持ってラムちゃんを撮りに。
しかしその時の声のかけ方が面堂終太郎とは思えない下世話な感じ。
撮影と共にあたるは空間転移してしまいます。
面堂は一人先に気がつき、顔は真っ青。しかも他の女生徒が私も撮ってと来たときの断り方がスマートじゃない等お前本当に面堂か?顔も違うし、色々オカシイ感じです。

いなくなったあたるですが、ラムちゃんがテレパシーを感じて窓際へ…
原作ではツノが伸びてテレパシーを受信したラムちゃんでしたが、アニメではツノの描写がおかしいだけで、決して伸びたりはしませんでした。
しかも、しのぶ達クラスメートもあたるの声がした!とテレパシーを受信。

あたるは砂漠の美女との記念撮影をせがみ、再びどこかへ。
なんとこの先、あたるは次々とお話の世界を渡り歩くことになります。ロミオとジュリエットの、ジュリエットは三田ゆう子さんが声を当てており、嬉しい声でしたし、このシーンは何故か作画が整ってる。原画家が良いのでしょう。
最終的に原作通りのオチになるわけですが、そこに至るまでの作画が、いやはや見ていて疲れました。

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2019年11月 7日 (木)

二周目第32話「戦りつの参観日」

第32話「戦りつの参観日」

授業参観日の話。

なんとアニメではラムちゃん入学前。にもかかわらず授業参観の話が出ます。
前話で宇宙に隔離されたはずの最低教師、いつの間に地球に舞い戻ってきたのか栗林!と思うところからスタート。
公衆の面前で栗林は諸星家を侮辱。相変わらず最低!とあたる母に感情移入して憤慨。これは授業参観に出る気も失せて当然。
ところが、教室から顔を出したあたるは母に向かって手を振り、来てくれたことを大喜びします。あたるはなんだかんだ言って母さん子なんだねぇ。

面堂の母がやってきたと思いきや、校舎から赤絨毯が伸び、教員一同整列して面堂財閥バンザイと連呼してお出迎え。校長はコタツネコとお茶を飲む校長の前任の校長。権力者に媚びる教育者としてあるまじき姿の最前線に立っています。最低教師栗林は面堂の奥方様に目がハート。お前ロリコンじゃなかったのか。

ラムの母ちゃんはUFOでやってきます。原作では面堂家の牛車を押しつぶしていましたが、アニメでは平和に着陸。そこへ栗林の目がハート。本当に最低だなお前。ラムちゃんは母との再会を喜んで楽しそうにくるくると宙を回ります。おぉ、これは名アニメーター高橋資祐ならではではないですか。

そこへ、面堂の牛車の牛が暴れ牛となって、あたるとラム親子に襲いかかる!危うし!
あたるを抱えたラムの母ちゃんはひらりと舞い攻撃をかわす。
そこへ再び牛の襲来!
なんと、ラムの母ちゃんは柔道のように牛を投げ飛ばします。すごい!
投げ飛ばされた牛はUFOに飛んでいき、牛丼になってしまいました。沢山の牛丼が宙を飛んで皆の元に届き、目の前に牛丼が配られた面堂の母は手袋をラムの母ちゃんに投げつけます。

うーん、今回は暴れ牛をちゃんと管理しない面堂家に問題があるのでは?
私設軍隊を投入し、先に武力をちらつかせる面堂の母に対し、ラムの母は宇宙戦闘機を召喚。
攻撃命令を先に発したのはラムの母ちゃんですが、ますます面堂家が悪いとしか思えません。

そこを収めたのはあたるの母!偉い!
あたるの母は平和的にルーレット勝負に持ち込みます。結果として胴元相取りになって面堂母とラムの母ちゃんの両方からいかさまだといわれるのですが、ルーレットを回転させたのはジャリテンだし、問題ないのでは?

大金をせしめた母ですが、二人の恨みを買ってしまい、諸星家は両軍の猛攻撃を受けて爆発炎上。
ところが、最後にあたるの母はこれで平和になったのだからいいのよと言い、清々しい顔をします。
なんたる傑物。憎まれ役を一手に引き受けて地球の危機を救う。諸星家の本懐ここに極まれり。またも諸星家は地球を救ったのです。ブラボー。

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2019年11月 6日 (水)

二周目第31話「あゝ個人教授」

第31話「あゝ個人教授」

くされ教師栗林の回!

大金で雇われた会社所属の教師、栗林。友引高校再建の切り札として投入されるも、実際には単なる暴力教師。
教師なのに教室で煙草を吸う、それをとがめた面堂ではなく、面堂を応援したあたるの顔が悪いとあたるに攻撃してきます。
生徒の更正どころか、容姿に基づく露骨な差別といじめを行う人間のクズです。
ここで面堂、自分の顔が他人を不幸にすると言って壁に顔を打ち付けますが、行動に移る前にちらりと皆の反応を伺っている。なんといやらしい男なのか!
あくまで屈しないとするあたるの方が余程立派。
しかし、栗林に目を付けられたあたるは徹底的にいたぶられる。これは見ていて腹が立ってきます。
ラムちゃんはあたるが受ける虐待を見て、栗林に対し抗議。ところがその後、栗林はラムちゃんに惚れ、大量の贈り物をします。

ラムちゃんは今日もボロボロにされたあたるの看護。あたるが栗林はとんでもない奴というも、贈り物を受け取ったラムちゃんは「うちには優しいっちゃ」という評価。ダメだよそんなのに騙されちゃ!原作に比べてなんという短慮なのでしょう。夫の名誉を重んじ、虐待を許さないアニメラムちゃんには栗林の底の浅さを見抜いて怒ってほしかった!(ファンはワガママなのです)

ラムちゃんに恋いこがれる栗林。
性格が良ければメガネ的ポジションに立ち、オジサン達の共感を一身に集めることもできたであろうに、こいつは容姿のコンプレックスを他社への攻撃、より弱い立場にぶつけるクズ野郎。一切同情できません。
そんな栗林の元へラムちゃんのラブレターをくわえたネコがやってきます。
このネコ、錯乱坊の元へ出入りしているネコではないかな。

さて、ラムちゃんは栗林を誘ってデート。ドキドキサマーデートに先駆けて、あたるよりも先に遊園地でジェットコースターに乗ったりします。
「おでこにおやすみのキスをするっちゃ」というところまで、実は美人局だったと言うことが判明し一大スキャンダルに。
恥ずかしい、遠くへ行きたいという栗林の願いを地球外に連れて行って放置という方法で解決するラムちゃんなのでした。

でも、ラムちゃんと1日デートできるなら、無人惑星に放置される位安いものだと思うファンもいたことでしょう。
栗林のような悪党には、いい想い出のまま終わらせず、あたるいじめの主犯として徹底的に嫌いだという姿勢を示しても良かったのでは?とギャグアニメにならないような事を考えてしまいます。
栗林はクズでしたが(何度も言う!)、ラムちゃんはひたすら可愛く描かれていました。

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2019年11月 5日 (火)

二周目第30話「弁天軍団リターンマッチ」

第30話「弁天軍団リターンマッチ」

冒頭のサングラスをかけて登場する格好良いあたる。今度は地球の節分ということで、ラムとジャリテンを追い出す!と意気込みますが、家のドアを開けて突入した途端、逆にラムちゃんに豆をぶつけられる有様。この後が本当に格好悪い!(笑)
ラムちゃんはあたるの母に教えられたとして、あたるに豆をぶつけることで浮気をなおすのだと言う。既に諸星家はラムちゃん側に付いたということに!遂にあたるの母と共同戦線を組まれてしまったというのか!
…と、あたるがそこまで考えていたかどうかは定かではありませんが、恋人であるはずのしのぶにまで豆をパラパラとまかれて、浮気が治るようにと言われてしまう。ここで、後に10周年記念CDでおなじみになる「敵はあたる君の浮気よ!」の台詞が飛び出します。

そこへやってくる弁天さまのエアバイク。あたるはすかさず抱きつくも、どうやら弁天さまには敵として認識されている模様。
すかさず地球式をやろうと言って、弁天さまと福の神女子軍団(作画に難があり可愛い子がいないが、どうやら可愛い設定らしい)と人間の連合軍として陣営を編成。ラムちゃんは最初味方かと思っていた商店街の着ぐるみ鬼達が、実は中身人間だったと判明して孤立無援であることを悟り、あのジャリテン火の車作戦を編み出します。

あたるや福の神女子軍には一定の効果を見るも弁天さまを打ち倒すには至らず、あろう事か弁天さまは福の神族の親父達に支援を求めます。
原作では自立した女性陣のうちの一人であった弁天さまも、アニメではスネかじりのワルと言った感じに描かれてしまい、なおかつ親父達には頭が上がらない様子で、これは魅力を損なっていると言わざるを得ません。
ラムちゃんは孤立無援の上に、UFOのマザーシップが乗り込んできたとして敗北を悟ります。しかし、すっかり感情的になっているために戦いを終結させず、ケンカは終わりというサッパリした弁天さまに対して、最後に笑うのはうちだっちゃ!と啖呵を切る。
うーん、節分ですっかり頭に血が上るタチとはいえ、こういう分からず屋ではないのですが、今回の脚本は難ありじゃないですかね。
弁天さまは親父達に叱られて節分やめちゃうし、あたるを返すところは小粋なんだけど、その後の感情の冷え込み方が最初から本気になっていなかったと思わせてしまう。ラムちゃんは最後まで独り相撲だし、見ていて哀れで可哀想。
節分なんだから、花輪先生が言う「青春の汗」を「勝っても負けても美し」く流してこそだと思うんですけど、ね!
おっと、作画は弁天さまはちんちくりん、ラムちゃんは勇ましさがあって良い顔でした。この落差は何故だ。

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2019年11月 1日 (金)

二周目第29話「せつぶん大戦争」

第29話「せつぶん大戦争」

弁天さま初登場!

冒頭から錯乱坊が出てきて、あたるに今生の別れを告げるところからスタート。
錯乱坊は生臭坊主、大食い、迷惑キャラといったイメージが強いですが、初期は持ち前の法力を発揮することも多く、今作でもあたるの前途をある意味的確に予言します。
錯乱坊がいなくなるのでお祝いして!とあたるが母に言う時にはちゃっかり台所に闖入している錯乱坊。しかし、あっという間につまみ出されます。
今夜はすき焼きと喜んであたるが部屋に戻るとラムちゃんは節分装束であたるをお出迎え。
兜というよりヘルメットの感じが強く、色もどぎついオレンジなのが玉にきずですが、原作でも一番最初の節分だけ被っていたトラジマ兜を身につけ、弁天さまと柄違いおそろいの垂れを付けた節分ラムちゃんの登場に目を奪われます。鎧マニアとしてはたまりません!
(原作2回目の節分のトラジマ兜は縞の向きが1 回目「いい日旅立ち」とは異なっているのです!)

ラムちゃんに連れ去られるあたる。すき焼きを食っていないと最後までベランダにしがみついて抵抗しますが、あっという間にUFOへ。
原作通りの光速運行で節分会場へ駆けつけますが、光速であっという間に届く距離って、一体どこなんでしょう。(ワープとは言っていない)

節分会場ではあたるも日本甲冑と西洋甲冑を足したような格好にさせられますが、あまり格好良くはありません。原作の方がまだ泥臭くもそこが好みだったなー。彩色も一人目立つ赤と青でトラジマじゃない。あたるは何度も逃げようとしますが、その都度ラムの父ちゃんにつままれて引き戻されます。
いやだー!と言っているあたるも、いざ戦いが始まってみると身に危険が及ばないと分かるやいなや余裕を取り戻し、怖がっていた福の神の間を抜けて(しかも、その途上には福の神族の娘達がいるのに一切目もくれず!)弁天さま目がけて巨大玉入れの塔を登りだします。
原作通りに弁天さまに言い寄るあたる。ラムちゃんはそれを見て嫉妬に駆られますが、原作の押し殺したような怒りとは異なり、怒り方が分かりやすくも可愛い!あたるも弁天さま一直線ではなく、玉入れの玉が爆弾だと判明して危険を感じた途端「ラムちゃーん」と言ってラムの方にやってくる日和見加減。
ラムの方に行っても爆発。レイさんも虎牛姿でやってきて大混乱。
それでも弁天さまにすり寄り、口説いてキスを迫るあたるを見て、「もぉっ!」と言ってラムちゃんは飛び跳ねます。ここが可愛いんだ。
原作の弁天さまは、キスを迫るあたるに「くってもいいぜ」と応じる感じですが、その後の表情でラムを怒らせるための芝居だと思わせる描写がありました。しかし、アニメでは弁天さま、完全にあたるとキスするつもりであるように見える描写になってます。あたるよ、おユキさんに留まらず弁天さままで籠絡してしまうとは恐ろしい子!宇宙人受けは良いのです。

結局節分はしっちゃかめっちゃか。原作では罰男にされていましたが、アニメでは錯乱坊が曼荼羅に映した映像では、皆の怒りを買うあたるといった絵で描写されます。このへん、原作より穏やかですね。同時に複雑な人間関係も垣間見える絵でした。

20191101

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