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2019年12月 5日 (木)

二周目第45・46話「春らんまんピクニック大騒動」

第45・46話「春らんまんピクニック大騒動」

Aパートはカッパ、Bパートは缶詰宇宙人の話。

大自然の中で踊りピクニックを満喫する80年代のナウなヤングらしい少年諸星あたる。そこへ80年代のナウなヤングの装いのラムちゃんが空からやってきて、あたるの自由は早速終了。
引率は栗林で、友引高校のピクニックなのでした。栗林まだいたのか!
今作、作画がうる星らしいかというとどうにもタツノコらしいし、相変わらずあたるはけろっこデメタン風な顔をするのですが、その動きも相まってか、これはこれで楽しい作画になってます。変な顔にも愛嬌があるのです。そしてラムちゃんのはね回らせ方が可愛い。
Aパートは野辺作監なのですが、だいぶこなれたアニメといった感覚を受けます。これは押井守の絵コンテそのまんま起こした感じだなぁ。
メガネたち4人組もやけに手足がスラリとしてタツノコ風で動きが楽しい。
とはいえ、可愛いキャラが出てくるかというとさにあらず。今回はカッパ回ですからね。期待してはいけません。

あたるはしのぶと森の中へ行きますが、今回のしのぶは煮え切らない態度を示すばかりか、言い寄るあたるに難題をふっかけ、その後も翻弄。あたるの見えないところで舌を出す始末。悪女だなぁ。
おかげであたるはカッパの世界に行く羽目になり酷い目に合うのですが、傑作なのは帰還後です。
あたるが事故死したと思った栗林は責任を取らされる事になると嘆きます。原作では温泉マークなのですが、アニメでは登場前。
女房と子供がいる生活の行く末を案じて嘆くのは、確かに栗林の方が適任かもしれません。
無事に帰ってきたというのに、人を心配させやがってと岩を投げつけられる。果敢に岩をかわすも電撃では感電してAパート終了。

楽しい動きだったなと余韻に浸っているとBパートの谷田部作画に打ちのめされます 。
とはいえ、あたるラム面堂しのぶの4人組で鍾乳洞へ訪れたシーンでは暗闇に乗じて色々画策するところの全員の思惑が入り乱れるところの描写も楽しく、トドメの閉所恐怖症の面堂をもてあそぶあたるで笑います。これが面白くてしょうがない。テンポの良さというのは大切です。
作画はAパートと同じ原画家が描いているところもあるらしく、作監修正が入れば野暮ったく、修正無しでは、キャラクターの指定表からかけ離れた個性豊かな表情が繰り広げられます。特にわめく面堂はあたる以下の三枚目。これはひどい。でも、だからこそ顔芸とでも言うべきおかしさがあるのも事実。
寄席の締めみたいな驚愕のオチに開いた口がふさがらない状態になりつつも、(あれはラムちゃん完全に息が合っている、どういうことなのだ!劇中劇とでもいうのか!)今回も面白いなぁと言う感想になるのでした。

20191205

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